![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152032218/rectangle_large_type_2_6288bea8f14b8c1bfa60528f53371563.png?width=1200)
カラーミーショップでの、Google WorkspaceのDKIM / DMARCの設定をムームードメインで行う手順という記事に重ねてメモ
こちらの記事を参考にさせていただいて、大変助かったので、私の経験も誰かの助けになればと思ってメモっておきます。
カラーミーショップ運営者の皆様であれば下記の案内を受けて、何かしらの対処をされたり、仕方なく「カラーミーで自動生成されたメールアドレス(shop@●●●.shop-pro.jp)」を使っておられることでしょう。
カラーミーと同じグループのムームードメインでの管理であれば、対処方法も具体的で比較的容易なのですが、
他社でドメインを管理していた場合は、「サービスごとに違う」ということでちょっと厄介ってことになっています。
今回、Google Workspaceでドメインを管理している、「他社管理」のケースを作業しました。そういうわけで、先述のカラーミーのヘルプセンターの案内は十分ではありません。
数多あるサービスをすべて解説するのは無理筋というもの。ただ、もう数ヶ月経っているんだから、主要どころは手順を出しておいてくれれば親切なのになぁと無理な願望を抱えながら作業しました。
ドメインを管理しているサービス事業者各所で「カラーミーで云々」という問い合わせが飛び交っているかと思うと、サービス事業者が少々気の毒だし・・・。
といっても、大方は「カラーミーのことは知りません」という返事を返されている可能性がありますが。そして、今度はカラーミーに尋ねても「それはドメインを管理している会社に聞いてください」となり、無限ループに陥る可能性も・・・。あくまで私の推測でしかありませんので、違っていたらごめんなさい。私はそんなバットストーリーを想像して、聞くだけ無駄なので自力でなんとかしようとググって先の記事を見つけた次第。
さて、では「Google Workspaceで管理しているドメインのメールをカラーミーショップに設定する方法」肝心のメモを以下に。
![](https://assets.st-note.com/img/1724650946075-FYmauqRpXE.png?width=1200)
Google Workspace にログインしまして、「アカウント」ー「ドメイン」ー「ドメインの管理」をクリックして、ドメインの一覧を表示させたら、該当のドメインの「詳細を表示」をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1724651015971-sBU0CtIjrb.png?width=1200)
「ドメインを管理(Squarespace を利用)」というのが出てますので、こちらをクリック。そう、SquarespaceをつかってDNSを設定するのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1724651171134-nC0r6awlKT.png?width=1200)
こちらがSquarespaceの画面。黒く塗りつぶしているのはドメインです。こちらをクリックするとサイドメニューが開きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1724651196465-alhqOf06QH.png?width=1200)
おお、「DNS」の文字が。これを探していたのです、Google Workspaceで!
「DNS設定」をクリックすると・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1724651259990-tFE61t5NRM.png?width=1200)
見慣れた表示が。カスタムレコードに「レコードを追加」すればOKです!
とはいえ、カラーミーの案内は不親切なので下記に詳細を記します。
①SPFレコードの設定方法
v=spf1 include:spf001.shop-pro.jp ~all
これは正しくて、そのままコピペでOK。
![](https://assets.st-note.com/img/1724651518275-9s3yOhcdSj.png?width=1200)
②DMARCレコードの設定方法
_dmarc.送信元ドメイン 300 TXT "v=DMARC1; p=none; pct=100; adkim=r; aspf=r;"
例: 使用しているドメインが「 @example.com 」の場合
_dmarc.example.com 300 TXT "v=DMARC1; p=none; pct=100; adkim=r; aspf=r;"
とありますが、【サブドメイン】の部分は、「_dmarc.example.com」ではなくて「_dmarc」のみとしました。「300」は不要。
![](https://assets.st-note.com/img/1724651625605-iqFxtQTn7U.png?width=1200)
③DKIMレコードの設定方法
colorme1._domainkey.送信元ドメイン CNAME colorme1._domainkey.shop-proサブドメイン colorme2._domainkey.送信元ドメイン CNAME colorme2._domainkey.shop-proサブドメイン
例: メールアドレスのドメインが「 @example.com 」、shop-proサブドメインが「 myshop.shop-pro.jp 」の場合
colorme1._domainkey.example.com CNAME colorme1._domainkey.myshop.shop-pro.jp colorme2._domainkey.example.com CNAME colorme2._domainkey.myshop.shop-pro.jp
なのですが、こちらは、【サブドメイン】colorme1._domainkeyではなくて、【サブドメイン】colorme1._domainkey.example.comにしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1724651865427-BMjqxtjFAX.png?width=1200)
たぶんなのですが、先述の「_dmarc.example.com」でもいけたような気がします。
この作業で最も重要なのは「DNS設定」直後に、カラーミーで当該ドメインのメールを設定しても「DMARC、DKIMともに未設定」とエラーが出ること。
そう、正しく設定できていても、反映には少し時間がかかるのだということが分かっていないと「入力を間違えたか?」「そもそも設定が違うのか?」などなど迷宮入りしてしまうので、ドツボにはまります。
これはムームードメインでも一緒です。DNS設定は少し時間を置いてから確認すると良いです。・・・という当たり前のことも含めてメモしておきます。
たぶん、私みたいなDNS初心者には何か役に立つかも。