ニンテンドーミュージアムの妄想など 2024/09/25
ios18にしました。色々と機能を調べてたら、「車内モーションキュー」となる機能を知りました。画面端にドットが出てきて、乗り物揺れに併せてドットが動く事で、乗り物酔いを軽減するものらしい。乗り物酔いが激しい私も試してみたけど、大分良い。峠道でも酔わずに行ける。すごい。この機能自体はios18前からあったみたいけど、今回のコントロールパネルのカスタムによって少ない操作で起動できるみたい。地味だけど、大分ありがたい機能をしれました。詳しくはこちら。
ニンテンドーミュージアムオープン前に、メディア向けの内覧会があったそう。ファミ通にて、宮本茂フェローのインタビューが掲載されてます。
最近の任天堂のインタビューの中でも大分異質な内容にみえたので、紹介してみました。
インタビュー中、宮本さんも話していたとおり、大分引退前の総括のような内容で、内容もかなり自由な発言をされている印象でした。特にゲームハード戦争に触れてたのは笑った。今までの任天堂のインタビューは、他社との関係について回答を求められた時、自社のスタンス・強みを明らかにする回答が多かったけど、今回は性能強化のサイクルに巻き込まないで欲しいとはっきり明言された笑 意味は似ているけど、任天堂がこれまでしてこなかった表現だなと。
山内元社長の件は実際そう言うだろうなと、私も思った。任天堂はこれまでひたすらにゲーム作品で、ものづくりの姿勢を示してきたけど(だから、任天堂の社内を伺えるインタビューは面白い)、最近の任天堂の大きな変化である、ゲームからIPへと拡大した結果がミュージアムを建てることになったなんだなと思う。インタビューでもあったが、展示に製作者の名前が出てこないのも、これまでのものづくりの延長だからこそだと思う。
ここからは妄想だが、宮本さんは、展示の内容を、インタラクティブにどんどんとアップデートしていくミュージアムを目指していると思う。これは、インタビューの将来像を語るところから伺えるが、ミュージアムを構成する要素(展示、コイン設定なと)を後からチューニングする前提で設定してそう。また、宮本さんの性格だと、段々と良いものにしていきたいだろうし。このアップデートは、大きな変化ではなく、展示ルートの変更(変更できるのか?)など小さな改善のことである。ただ、会社的には、頻繁にアップデートされると困ると思うので、その辺の折り合いは注目したい。しばらく経ったら、しれっと更新されてそうなので、定期的に来たい。
また、若い人のアイディアを実現する実験の場としても考えていると思う。少数でゲームを作らなくなった、その時を伝えるためにも建てたと、インタビューで書かれていたが、(意訳)そんなプロトタイプな遊びを若い社員が企画して、社外に公開する場になるのではないかと想像する。現状の展示も、複雑に捻られた遊びではなく、大きいコントローラーで遊ぶなど、軽い捻りを与えた遊びが展示されている。こんな感じで、条件を変えたらどんな遊びを提供できるか、を裏(社内)テーマとした提案がされていくと妄想する。
あくまで任天堂のインタビューをずっと追ってきた人の妄想なので、あしからず…
図録は楽しみに待っています