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Keychron K3 MAXと K8 MAX(写真少なめ)


もうこれにてキーボードの探しの度は一度終焉を迎える事になりそうです。
念の為に店舗でQシリーズも触ってきたけどたしかに最高だった、最高だけど果たしてこのスペックが自分に必要かと言われたら確実に要らないなと思ったので私はこのK3 MAXとK8 MAXで必要十分だなと。

それぞれの使用感とか

まずはK3 MAXから。
このキーボードは75%という全体的に圧縮された配列でかつロープロファイルでちょっとだけ静音化がされているモデル。打ってて楽しいしもうMacのキーボードはなるべく触りたくないなと思ってしまうレベル。ノートPCのキーボードの中では圧倒的に打ちやすい部類だとは思うけど。

店頭で衝動買いに近かったので配列をJISにしてしまったことが若干悔やまれる。
全体的にギュウギュウに詰め込まれているので矢印キーが横一列だったりエンターキーがちょっと遠かったりと使い勝手に若干の難があるかな。
でも図らずもいわゆる「尊師スタイル」で使うには13インチMacBookにぴったりなのでそれは良かった。
現在はキーマップも変更したりと工夫をして使用しているけどやっぱりちょっと配列だけ失敗しちゃったかな。

でも今も普通に使っています、Raspberry Piで。
いやLinuxこそUS配列だろと言われそうだけど我が家のラズパイはサブのリビングPC的な道具なので室内の二酸化炭素濃度を計測したりデータサーバにしたり各種通知を送る以外にもサブモニタでYoutubeを流しておくのにも使用している。
いや切り替えて使えよって思ったけどこれがまたラズパイとKeychronのBluetoothの相性がよろしくない。多分ルーターの近くにあるから何かしらの干渉が起きている気がする。なのでもう一枚キーボードがあったほうが便利だった。
ちょっとオーバースペックだけど出張に行くときなんかはこっちを持ち運んだりできるし用途は色々ありそう。
あとデザインがかっこいい。

本命のK8 MAX

そして本命のK8 MAXの登場。
これが本当に素晴らしいキーボードで前回も書いたけど店頭で触ったK8 Proよりも一段階上のタッチだった。
まず、打鍵音。打鍵音はぶっちゃけQ MAXシリーズよりは大きいしあのポコポコした音じゃなくてこっちの方がコトコトに近いと思う。本当にコトコトと音がする。これが本当に気持ち良いので打ってて楽しい。試しに寝室で寝ている家人の近くでコトコトやってみた(かわいそうw)が全く起きなかったので相当静かな部類だと思う。
音がデカい人はメンブレンでもマグネットでもREALFORCEでも音するもんね。

打鍵感に関して、キースイッチは宗教上の理由から茶軸にしたんだけどKeychronの茶軸はリニア寄りのタクタイルなのであの茶軸のタクタイル感はちょっと薄い。でもしっかりと抵抗感のあるポイントはあるので文字を入力している実感があるのでメカニカル初心者にもおすすめできるかもしれない。
個人的には赤軸やREALFORCEのスコスコよりこっちの方が断然好み。
キースイッチに悩んでる人がいたらこの打鍵感を味わって欲しいしネットの情報に流されて赤軸でしょ!!って早とちりする前にちゃんと試して欲しい。

まぁ、ホットスワップ対応なら後で変えることもできるんだけどね。

でも、このOSAプロファイル?はちょっとだけ人を選ぶかもしれない。
私はこの窪みがしっくり来るけど人によっては最初ちょっと気持ち悪いかも?
指がちゃんと真ん中を捉えないとちょっと端を打ってる感があってなんか矯正されている感じがあるかもしれない。実際指がキートップの中心を捉えていないので気持ち悪いと感じるので慣れると運指もしっかりできている証拠とも言えると思う。

これも後で交換できるんだけどね。

それと個人的にはUSBの差し込み位置が悪い。左マウス過激派とか配線は後ろに伸ばしたい派の賛同が得られなさそう。フレーム(完全に見た目パーツ)を付けたのも原因だけど市販のL字プラグが刺さらない。手前に伸ばしてUターンする感じになるし、OS、接続方法切り替えスイッチが触りにくい。なんでこんなに奥まっているのか…

どっちがおすすめか?

これは正直好みの問題なのでなんとも言えないけれどキートップを撫でるように運指する人、ノートパソコン使いの人、薄いメンブレンからの乗り換え、多少なりともキーボードを持ち運び机の上であっちこっちにする人にはK3 MAXを、基本的に据え置き、長文を打つ、運指が上から押さえつけるようになってる人、ファンクションキーが4つで区切られてるほうがいい人は間違いなくK8 MAXをおすすめしたい。いや、配列だけならK1 MAXでも同じか…じゃあなんだ?
もう店頭で触ってみて欲しい。レンタルとかないのかな?触ってもらえば良さが分かると思うんだけどな。

あと、もう色が嫌いとかじゃなければProシリーズじゃなくてMAXシリーズを買ったほうが確実に幸せになれると思う。値段差と性能差を比べると現状はMAX以外は選ばなくていいんじゃないかな?2.4GHz接続の安定は大きいし圧倒的に静か。ちょっと重いけど比較しないと違いはわからないかな?
もちろん価格の低い無印Kシリーズとかノンバックライトモデルは明らかに価格が安いのでメカニカルキーボードデビューの人とか、お金のない学生さんなんかはそれを選ぶのもアリだと思う。あれこそコスパお化けだから。プロファイルや配列さえ間違わなければ買って損したなんてことはないと思うし多分お金に余裕が出たらもっと上のモデルが欲しくなっちゃうんじゃないかな?
気がついたらキーボード沼の中に立ってたなんてこともあるかもしれない。

個人的にはノーマルプロファイルの方が好みだし、使用感もいいと感じるけど、ロープロファイルの方がより多くの人に適合していると思う。オフィスのキーボードも薄型のメンブレンになってたり、ノートパソコンをずっと使っている人が多いからちゃんとしたメカニカルへの移行がスムーズなんじゃないかな?
昔と違って今は薄くてもしっかりとメカニカルキーボードしているのでメンブレン方式のキーボードから乗り換えたらきっと驚くし感動すると思う。

まとめ

そもそもキープロファイルも配列も違うキーボードを並べてどっちがいいかってのは頭が悪い話だけど、これで私のキーボード探しの旅は一旦終了。
今後はよっぽど感動するレベルのキーボードがあればって感じだけどどうしても価格がねぇ…
Keychron Japanさん、レンタル始めませんか?多分使ってみたい人たくさんいますよ?

ここまで読んでくれた人はありがとうございました。
今度このキーボードの打鍵音を収録してアップロードしてみたいなと思っています。

それでは。

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