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Keychron K3 MAXを買ったらK8が欲しくなった話

なぜキーボードを買ったのか

体力を使わない趣味を増やそうと思い、ブログを始めるにあたってなにかモチベーションを上げる物が欲しいと思ってキーボードを新調した。
別にブログで稼ごうとかは思ってないけどアウトプットすることが減っている気がしたので脳トレも兼ねている。

色々と動画を見たり実店舗でペチペチと試して今回はキークロンというメーカーのK3 MAXという機種を買ってみた。

購入からファーストインプレッション

詳しい機能の説明等は他のキーボード、ガジェット系のブログにお任せして実際の使用感に関してちょっと記しておこうと思う。

これがKeychron K3 MAXのJIS配列white ledモデル

今回はWi-FiとBluetoothと有線接続が使用できる点と薄型である点、そして何よりデザインがカッコイイ点で選択してみた。
グレーとオレンジは昔、山をやっていた頃にパーティー内での担当カラーがグレーとオレンジだったので今でも小物類にオレンジの差し色があると選んでしまう習性がある。
昔、個人ブログが流行る前にHTMLタグ手打ちでブログを運営したりゲームの攻略サイトを運営していた頃に東プレのREALFORCEを使用していたので一瞬REALFORCEを買おうかとも考えたのだが今は使っているPCもMacBookだしもうちょっとスタイリッシュなのが欲しかったのだ。

じゃあキークロンのキーボードを買うことは決まった、次にどの機種を買おうかとなってまたそこからかなりの期間悩むことになったのだけど、個人的にリビングや寝室でもペチペチとやるつもりだったのでできれば静音性が高いモノ、しかし赤軸と言われるリニア軸はどうしても文字を入力している実感がなかったので茶軸を選択した。キーボードの厚さ(プロファイル)はノートパソコンと併用して使うので薄型のロープロファイルを選択。

これが大正解で、程よいコトコト音と入力していることが指に伝わってとっても楽しい。寝室で使用していてもそんなにうるさくないし、家人からの評判も悪くなかった。キーボード自体の厚さもそんなにないのでパームレスト無しで使用しても手首はほとんど辛くないし、こうやって長文を入力していてもタオル一枚置けば負担は更に軽減される感じ。これは買ってよかったぞ!と大喜びでしばらく使っていたのだけれど、最近ちょっとだけ不満も出てきた。

75%レイアウトという罠

このK3 MAXという機種は75%レイアウトというフルサイズキーボードからテンキーを切り落としてさらに装飾キーをぎゅっと押し込んだ形状をしている。
実はこれがMacBookの13インチに乗っけて使えたり狭いデスクの上で使うにあたってのメリットなのだけど、その圧縮されたレイアウトが仇となって使いにくい部分に気づき始めたのである。

苦肉の策の跡、今はバックスペースと¥キーも入れ替えてる

まず、これは購入前の事前情報で分かってはいたのだけれどJIS配列はバックスペースが小さい、矢印キーが無理やり配置されていてなかなか慣れない。
バックスペースキーが小さい上にすぐとなりにpageupキーが配置されていて誤爆が絶えないのである。
それに加えて矢印キーが横一列に配置されていて←↑↓→という配列になっていたので左右にカーソルを移動しようと思うと右キーの二個となりに左キーが有る生活を30年近く過ごしてきたので思ったよりも慣れなかった。
これらの問題点はQMKというキーバインド変更アプリである程度回避できたのだが、それでも一度脳内で考える瞬間が煩わしく感じてしまった。
入力に興が乗ってきてミスタッチをした直後にバックスペースと間違えて\が入力されたりpageupで画面がスンッと上に移動してしまう。地味だけど結構ストレスに感じる。
無意識にバックスペースを押すときに手元を確認してしまうことが増えてしまった。これは矢印キーも同じである。

ちょっと気になるUS配列とノーマルプロファイル

いわゆる打鍵感や打鍵音に関しては本当に最高で文字をカタカタ入力しているのが楽しいと感じるキーボードであることは間違いないのだがこのちょっとした不満をどうにか解消できないかと考えていたがどう頑張ってもこのK3 MAXでは限界があるという結論に至ってしまった。

これは人によっては全く気にならない点かもしれないし、なんなら横幅が大きくなるがもうちょっと余裕のあるテンキーレスレイアウトやUS配列を最初から選んでおけばこんなことにはならなかったのかもしれない。
K3 MAX JIS配列を買ったことには全く後悔をしていないしこれからも使い続けるとは思うが、ちょっとキークロンのUS配列、テンキーレス(80%レイアウト)、さらには通常のプロファイルが使ってみたくなってしまった。

個人輸入と技術適合という壁

というわけで(どういうわけだ)使い始めて間もないK3 MAXを使いながらキークロンのホームページやyoutubeで色々と情報を漁っていたところK8という機種がもしかしたら自分の要望をすべて満たしてくれるのではないかと思うようになった。
実際に店舗で試打したときに最後まで悩んだのがK8 ProだったしUS配列はしばらく入荷していないと言われてJIS配列を選んでしまった部分があるのだ。
実際に現在もK8 ProのUS配列はどこも在庫切れだし売っていてもあまり好みではない青軸だったりするのでここ2週間くらいウンウン唸っていた。
暫くの間唸りながらあーでもないこーでもないと悩んでいたところ本家のキークロンのサイトにK8 Proの上位機種K8 MAXがあることに気がついた。
このK8 MAXは先述の通り最後まで悩んだ機種の最上位機種でWi-FiとBluetoothと有線接続が使えるし静音化されているらしいので店頭でためしたK8 Proよりも使い勝手がよいのでは?と俄然興味が湧いてきてしまった。
しかし、K8 MAXは日本の代理店では取り扱いが無くて、もし個人輸入したとしても技術適合が認可されていないだろうから使うとしたら有線接続のみとなってしまいせっかくの無線接続がスポイルされてしまう。
でもどうしても使ってみたい、実際に今も有線接続で使っているのだしmacをクラムシェルでモニタに接続して使うときは技適のあるK3を使って文章作成のときにK8を使えば行けるのではないかと半ば自分をも説得する形で…

個人輸入するし技適の特例制度申し込みする。

キークロンのK8 MAXをAliExpressのキークロン公式ショップで注文しました。
本家のサイトより25ドルくらい安く買えたし日本の代理店と比較したらもっとお得かもしれない。
多分早ければ来週、遅くても今月中に届く運びとなった。
問題の技術適合に関しても法律が緩和されて技適未取得機器を用いた実験等の特例制度というのを利用すれば180日間は自己責任の範疇で使用するできることが分かった。
早速アカウントを作成してK8 MAXが届いたらまずは半年、事件と称してWi-Fi接続も使用してみようと思う。半年経ったらまだ別の実験を実施すればなんだかんだ継続して使用できそうだ。
幸い私は電子工作の趣味もあるのでそっちの線で実際に色々実験することは可能で実験項目に関しては事を欠かないと思われる。

まとめ

今回買ったK3 MAXはすごくよいキーボードだ、これは間違いないし、今後もこのキーボードは使い続けると思う。
ただ、これから75%もしくはそれ以下のレイアウトキーボードを買おうと思っている人は実際に試打をして打鍵感や打鍵音だけじゃない実際の使い勝手をよく観察してからの購入を強くおすすめしたい。

私の場合はバックスペースの位置と大きさ、矢印キーの配置、あとファンクションキーと数字キーとの隙間とか。慣れるものではあるが、どうしても特定の動作が小さなストレスを感じながらの使用になっている。
それでも自分は75%を、60%を使うんだという強い意志があるのであれば止めはしないが特別な利用を想定しない場合は最低でもテンキーレスの80%レイアウト、数字入力が多い人にはフルサイズのキーボードをおすすめしたい。

あ〜K8 MAX楽しみだなぁ^^

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