「なら人が居ない所に行けばいいじゃない!!」
こんにちは。ご無沙汰しております。
世間はコロナ一色、皆様もやや窮屈な日々を過ごされているかと存じます。
外出自粛がどうのこうのと、暇さえあればお出かけしてる私としてはまぁまぁ耳の痛いニュースが連日流れ込んでくるわけですが...
「なら人が居ない所に行けばいいじゃない!!」
となるのも必然の事なのかもしれませんね。そういう生き物。
というわけで今回は、そんな「人が居ない所」と言っては失礼ですが北毛のお寺に御朱印帳を買いに行った話です。
先日「日常」とか「CITY」で著名なあらゐ先生作ったがクッッッッッッソ可愛い御朱印帳が僕のTLを駆け抜けていきまして、よく見てみれば群馬の観音寺で買えると。行くしかねぇ。
観音寺は沼田という所にあります。具体的には県の北部、赤城山の向こう側。
自宅からはみんな大好き国道17号で2時間弱。同じ県内と言えど遠い!
だいたい自宅を午前11時に出れば、午後イチくらいで余裕に間に合います。
流石に昨日の今日で御朱印帳売り切れってことは無いでしょう。
ついでに17号沿いの永井食堂でモツ煮をキメれば完璧なお出かけとなるはずです。
意気揚々と出発し、春一番で巻き上げられた砂嵐の中を私のジープは爆走していきます。
とりあえず最初のお目当てである永井食堂に到着。
えぇ...(困惑)
がっかり。まぁそんな遠いところのお店でもないしいいや。また次。うんうん。うんうん。。。。。。
しょぼくれながらコンビニでお昼を食べて、ゴリゴリと北毛に向かいます。
群馬県の赤城山よりも北にある自治体を一般に「北毛」と呼びます。具体的には沼田市とかみなかみ町とか片品村とか高山村のあたり。この辺りまで来ると完全に「山」です。日光とか南魚沼とはグっと距離が縮まり、「未開の地」である水上の山々の雪化粧が目に飛び込んできます。17号の看板にも「南魚沼」の文字が出始めて、いよいよ群馬の北限に近づきつつあるんだなぁと思うとやっぱり北毛は僕にとってワクワクする場所なわけです。
さて、そうこうしてるうちに目的地の観音寺に到着。
今回のお目当ては御朱印帳。お参りもそこそこに早歩きで売店へ向かいます。
が、
売り切れ。
販売数は日ごとに分けているそうで、御朱印帳は朝の時点で今日の分が完売。まさかの事態です。そういえばすれ違った車が全部県外ナンバーでしたが、まぁこんな遠路までよく皆さん来ますよね...(特大ブーメラン)
結局受付のおねえさんに住所を教えて郵送してもらうことになりました。まぁ買えたことには変わりないからOKOK!ちなみに3000円ちょいしました。結構高いですね(クソ失礼)
ここは月替わりで様々な御朱印を販売しているらしく、お客さんに何度も来させる工夫がすごいなと思いました。なんだか好感が持てます。
コロナの影響でしょうか、手水舎の水は空っぽ。
さてさて、観音寺には初めて来たわけですが、ここ、想像以上に境内が広い。建物が乱立してるわけではありませんが、とにかく境内が広い。
じゃあ代わりに何があるかというと、仏像です。もうめっちゃめちゃ仏像が多い。
千手観音がしれーっと設置してあったり、
非常に精巧な作りのものもあれば、
こういうキュートなものまで。大小さまざまです。
これはとまらなさそうなやつ。
中ボスラッシュみたいなやつも。
とまぁ、仏像の多さに感嘆しつつ人のやさしさにちょっとだけ触れられたお出かけでした。帰りはR122を下って館林で桜見て帰宅。
今のご時世、こういうちょっとマイナーな場所に出かけるのがいいのかもしれません。所謂観光地とも違って、田舎の寺社仏閣や公園、峠、ダムなんかは基本的に人が居ません。「集」「近」「閉」の全てをクリアできてるわけです。まして車で移動すれば誰とも接触しませんしね。
たまの休日、外出を慎んでるだけじゃ脳みそ沸騰しそうな人もいます。僕もその一人です。ダメなものはダメ、みたいな考え方じゃなくて何でダメになってるのかを考えてその理由をクリアできればきっと心穏やかに過ごせるんじゃないかな、なんて思う今日この頃です。
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