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ジョナサンでおじさんただただ痛みいる…。

夕食をとりに久しぶりにジョナサンにくる。
すかいらーくグループの都市型業態で、なぜかボクが住もうと選んだ街の近くに必ずお店があるので長いつきあい。
店の前にはデリバリーのバイクが二台。店に入ってテーブルに着くとUber Eatsのポップがあって、ブームに乗り遅れまじって気持ちがひしひし伝わってくる。

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そんなジョナサンで、あぁ、日本の若い人たちも捨てたもんじゃないなとしみじみ思ったのが今日。
食事をしていたら若い女性がふたり、お店の人に案内されてボクの隣の席にきました。
お店は比較的静かで他にも空席はたくさんある。
なのにボクのテーブルの横。
案内された女性ふたりは、「あっ、おじさんの隣の席だ」っていう落胆に似た表情を一瞬しました。
だってできることなら隣は空席。あるいは同じような若い人たち、あるいは女性がありがたいに違いなく、けれど彼女たち、すぐ落胆の表情はしまい込みボクの隣の席に座った。
そしてすぐにテーブルの周りを手で探るようにして何かを探した。
「あぁ、あったよ」って言ったそこにはコンセント。スマフォを充電したかったのでしょう…、そのコンセントがある数少ない席がボクの隣のテーブルだった。
なるほど合点。

ところがしばらくしてお店の人が飛んでくる。
そしてあちらの方にもコンセントのあるテーブルがございますが移られますか…、とホールの反対側の席を指差す。
そちらを見ると隣は若いカップルです。
彼女たちとしてはそちらがウェルカムで、でもボクに気づかってでしょう。
お店の人のオファーになかなか返事ができない。
隣のおじさんの気持ちを傷つけたくないという配慮から、席を立つのを躊躇しているのがひしひしと伝わってくる。
困った顔のお嬢さんと目があって、ボクはにっこり笑って、いいですよって表情したら、なら、よろこんでと席を立つ。
しかも席を去り際に「おそれいります」と小さく一言。

感心しました。
こう言う気づかいができる若い人がいるんだと思うと同時に「おそれいります」と言う言葉が今でも現役で使われている。日本も捨てたもんじゃないなぁとしみじみ感心。
癒やされた。

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さて今日のジョナサン。
メニューは相変わらず分厚いです。ただ同じ商品が複数のページにまたがり掲載されてて、よく見るとかつてに比べてかなり品種は少なくなってる。
ケールが推しのようであります。ケールをあしらったミネストローネというのがなんだか気になってスターターにそれをたのんだ。ちょっとびっくりしたのがサービススタッフの対応が良くなっていたこと。コールボタンがあるから呼ばなくちゃいけない。でも速やかにくる。顔の表情も悪くなく、作業に必ずひとこと添える。悪くないなぁ…、と感心しました。

ケールが今の推しのようで、ケールがらみの商品さまざま。
野菜のミネストローネ、ケールサラダ添えっていうのがあって、たのんで食べた。
電子レンジであっため仕上げたスープはほどよい。ケールがクシュっとあったかく、軽い苦味がトマトスープの甘みをおさえて旨味が膨らむ。
食べるスープ、飲むサラダ。
家でもやってみようかなぁ…、ってちょっと思った。

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メインでたのんだハンバーグとカットステーキのコンビネーション。肉も程よくハンバーグパテはジューシーで、ガルニがありきたりのニンジン、コーンじゃなくてナスやブロッコリやズッキーニ。工夫してるなと感心します。
ご飯がわりの明太子のスパゲティの麺がムチムチ、時間が経っても伸びぬ科学の産物で、でもそれもしょうがないのかもしれないなぁ…、しみじみ思う。

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それにしてもテーブルに置かれた3つの調味料。醤油はわかる。塩もわかる。でも塩があるならあって欲しいのが胡椒でけれど胡椒はなくて、代わりにお酢があると言うのにちょっとびっくり。女性は酸味を好むから?あるいはお酢ダイエット的な推しでおかれているのかしら…、と思えばいいのかってちょっと笑った。お勉強。


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