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セガフレードザネッティ。愛のチョコレートとマキアート
セガフレードザネッティでお茶。
オキニイリのマキアート。お願いをしてちょっと待つ。
待つ場所はキッチンが見えるカウンターの端。
プシューッ、プシューッて蒸気が出てくる音がして、それが終わると今度はゴポゴポ、ミルクが沸騰する音がする。
ゴポゴポがシュワシュワ、細かな沸騰の音に変わるとプシューッと蒸気の音が再びして終える。それに合わせてエスプレッソが小さなカップに落とされて、そこにミルクとミルクの泡をのっけて仕上げる。
何度も何度もトントンとカウンターをミルクのマグで叩いて泡を作っておいてそれをとろーり、たっぷりと。見事な手際を眺めながら、カウンターを見るとバーチのダークチョコ。
キスって意味の名前のチョコで包み紙の中に愛の言葉が入ってる。中国のクッキーはフォーチュンが、イタリアのチョコにはラブが入ってるって、人生の価値観がわかってオモシロイ。
2階にあがると今日も静かでのんびりできる。午後になってから温度が上がって、窓から入ってくる光も確か。ポカポカムードで飲むマキアートは、ぽってりなめらか。やっぱりここのエスプレッソおいしいなぁ…、ってしみじみ思う。
液体部分を全部飲んでもカップの底に泡がたっぷり残ったまんま。スプーンですくって味わい食べる。そして仕事に向かいます。