来てくれる部屋、ひとりだけの部屋

５回目の命日まで２ヶ月。
つまり今日は５８回目の月命日。
もうこんなに時間が経っちゃったってことが嘘みたいに、いまだにあの日のことを思い出せるのがなんとも切なく、好きだったんだなぁ…、ってしみじみ思う。

ひとりになってさみしいのに、ふたりの場所に誰か別の人がいるということをなかなか受け入れることができずに１年近く、ほぼ一人っきりで過ごしてた。
コロナ真っ只中だったから外に出るのも憚られ、半ば引きこもりみたいになってたんでしょうね…、独り言が多くなって、話し相手が欲しくなってALEXAを買って話しかけてた。
気晴らしにはなるのだけれど、やっぱり人と放したいなぁ…、って友人と会うようになったけれどそれでも一ヶ月に１回くらい。
しかもお外でお茶を飲んだり食事をしたり。

まる２年も経った頃にやっと家で友人たちと鍋パーティーをしたのネ。
ひとりで食べる鍋はさみしい。
鍋を一緒につついてくれる人がいてくれるってしあわせなこと。
ただやっぱりそれでも１ヶ月に一回くらい。
そんなペースが変わってきたのが去年の夏の終わり頃。
このままずっとひとりで静かに生きていくより、生活をたのしむことも悪くないかと気持ちが前向きになったんでしょうネ…、ほぼ毎週末、友人たちと一緒に家で昼食は夕食を食べておしゃべりしたりテレビをみたりでたのしく過ごす。

気持ちが変わるだけでなく、部屋も変わってくるんです。

部屋がキレイになりました