公明党国会議員の政治資金収支報告書を読む(会合費を補足)
濱地雅一衆議院議員(九州比例、衆院5期)
公明党衆議院議員、濱地雅一が代表を務める清風会の政治資金収支報告書につき、①政治活動費として会合費が多く支出されている(令和2年30万超、令和3年18万、令和4年67万、単位円)。会合費といっても、実態は高級料理店での飲食に過ぎないと思われる。いやしくも公明党議員が政治資金で飲み食いする必要があるのか?②見過ごしにできないのは令和3年3月4日の東京都の飲食店(鰻屋)での支出である。この日、東京都は2度目の緊急事態宣言期間中であった。国民や飲食店に外出や営業の自粛を要請し、自らは高級料理店で飲食。緊急事態宣言下でのクラブ通いがバレ、議員辞職を余儀なくされた遠山清彦前議員と似たような事を行っている。
そもそもコロナ下でも人と会う機会が格段に多い職業の者が、あれだけ国民には感染防止、行動・営業の自粛を要請しておいて、自らはノコノコと旧態依然の宴会政治に勤しむとはどういう了見だ。恥という感覚はないのか?公明党が結党当初、熱心に取り組んだのが宴会政治の追放だったことも知らないのか。
参考の為、濱地雅一が代表を務める政治団体清風会の収支報告書から会合費の項目を抜き書きしておく。皆さんはどのように感じるか、感想を伺いたい。ただ、訪れた店を批判したい訳ではないので、店名は略し、業態の紹介にとどめる。('24,11,22追加)
令和2年 清風会 会合費
1/9 福岡 高級焼肉 31,510
1/18 福岡 蕎麦 17,765
2/27 赤坂 イタリアン 33,750
3/5 神楽坂 イタリアン 20,000
4~5 新型コロナ流行による第1回緊急事態宣言
6/13 福岡 焼鳥 19,100
6/18 赤坂 焼肉 33,000
6/25 神楽坂 フレンチ 18,740
6/26 福岡 和食 13,200
7/5 鹿児島 黒豚料理 18,348
7/12 福岡 和食 13,300
10/13 福岡 蕎麦 24,160
11/4 赤坂 ワインバー 12,100
11/17 赤坂 イタリアン 12,000
11/24 麻布 鰻 19,190
11/26 神宮前 イタリアン 13,000
12/4 福岡 和食 15,100
このように、領収書のある分だけで30万円を超える。平日の飲食が多い。週末だと目立つからか。
その他の支出 1,041,182
上記の会合費の支出に鑑みれば、このなかに飲食費が含まれていないと考える方が不自然ではないか。
濱地、恥ずかしくないか。これだけ並べられて、政治活動の会合費だと本当に堂々と言いきれるか。筆者は公明党の議員ともあろうものが政治資金でこれだけ飲み食いしていることに心底呆れた。情けないと思った。
令和3年 清風会 会合費
1/6 福岡 高級焼肉 25,410
3/4 千代田 鰻 31,050 但、緊急事態宣言期間中である
4/23 福岡 蕎麦 20,020
7/9 奄美 島料理 28,000
11/28 新宿 老舗居酒屋 18,760
12/2 南麻布 蕎麦 34,800
12/19 福岡 和食 24,070
計182,110 その他の支出 731,132
昨年より控えめだが、これは2月、遠山清彦が緊急事態宣言中にもかかわらず銀座のクラブ通いをしていたのがバレて議員辞職したことと、前年より自粛期間が長かったことが影響したものと思われる。伊佐もこの年は会合費を計上していない。ただ濱地、伊佐の両名とも翌令和4年には元通り、普通に会合費を計上していたので自粛は一年しか持たなかった。それぐらい贅沢が身に染みていたという事なんだろうと思う。情けない。
令和4年 清風会 会合費
1/5 福岡 バー 17,050
1/20 赤坂 鰻 15,840
1/21 西中州 ワインバー 28,000
2/11 福岡 和食 20,000
2/13 福岡 蕎麦 22,600
2/26 福岡 和食 17,100
3/15 神楽坂 フレンチ 27,170
4/9 奄美 島料理 18,000
4/12 六本木 高級中華 42,000
5/14 西中州 フレンチ 29,480
5/21 西中洲 高級焼肉 20,000
5/26 渋谷 イタリアン 17,000
6/2 神宮前 寿司 20,100
7/2 福岡 寿司 16,900
7/5 福岡 韓国料理 23,573
7/17 福岡 中華 12,860
8/6 福岡 韓国料理 41,822
8/10 西中洲 海鮮 29,900
8/12 恵比寿 寿司 19,140
8/19 福岡 和食 32,000
9/2 西中洲 ワインバー 15,400
9/9 那覇 沖縄料理 18,560
9/20 神楽坂 フレンチ 13,000
9/26 麻布 寿司 20,000
11/4 福岡 ねぎ鍋 27,775
11/23 赤坂 海鮮 18,000
12/1 南麻布 中華 16,577
12/9 赤坂 鰻 48,460
12/11 恵比寿南 焼肉 22,390
合計670,697 その他の支出 748,736
当選したからと今後もこんな飲み食いを続けるつもりか。こんなふざけた政治資金の使い方、認められない。引き続き令和5年以降も検証するしかない。これが公明党の議員か。一人分の食事代じゃないかもしれないが、一年分の食費が67万円以下の人だっていくらでもいる。こんな贅沢許してたら、またすぐ遠山の二の舞だ。
伊佐進一前衆議院議員(大阪6区、衆院4期)
このことは濱地雅一に限ったことではない。伊佐進一が代表を務める伊佐進一後援会においても、令和2年約57万円の会合費の支出。ところが翌年の収支報告書では会合費の支出を止めている。態度を改めたのかと思ったが翌令和4年は元通り約63万円支出。ほとぼりが冷めるのを待っていただけだったようだ。しかし、自身もいったんはそうしたのなら元に戻すのではなく、支出自体を止められるなら止めるに越したことはないのではないか。自らのポケットマネーで何を食べようが誰も詮索しない。政治資金は個人や政党からの寄付や交付金が原資だから本来の政治活動に使うべきだ。会合費といっても高級飲食店で飲みながら何を論じる?いやしくもクリーンな公明党、清潔な公明党と自画自賛している公明党の未来を担うべき若手・中堅議員が古い宴会政治に浸り、飲み食いに明け暮れていてどうすると言っている。筆者は事実をもとに批判している。収支報告書には自分で店名も記載しているではないか。どうせ誰もまともに読まないとたかをくくっていたのかもしれないが、きちんとしていなければ質されるのは当然で、猛省すべきだ。今回の衆院選での落選を機に、政治資金での飽食とでもいうべき飲み食い、会合費の使い方も、当然反省して今後改めていただきたい。国民にたかって贅沢をする議員は、公明党にはいないし、いてはいけないはずではないのか。
「公明党=創価学会のイメージを乗り越える」などと大言壮語する前に、まず公明党の議員だったものとして、自身のあるまじき振舞いに襟を正せ、恥を知れと言いたい。
それとも伊佐氏は落選し、国会議員でなくなっても月5~6万、月2~3回は高級料理店でメシを食うつもりなのか?政治活動だ、何も恥ずかしくないというなら今後も続ければいい。議員ならいいと言う訳ではないが、それこそ落選してもまだ議員のつもりかと周囲に怒られるだろう。それ自体、贅沢していた証明、驕っていた証拠だ。物価高で、庶民は日々の食事も節約している。驕るな!
令和2年 伊佐進一後援会 会合費
1/14 茶屋町 天麩羅 16,500
1/20 永田町 鰻 13,794
2/4 赤坂 ドイツ料理 16,841
2/4 大久保 韓国料理 20,112
2/10 備後町 鰻 45,980
2/12 恵比寿 イタリアン 27,000
3/17 西天満 ステーキ 49,319
4~5 新型コロナ流行による第1回緊急事態宣言
6/26 東大阪 寿司 20,000
6/29 神戸 海鮮 12,892
7/20 大阪 居酒屋 26,400
8/27 千代田 居酒屋 36,000
8/28 備後町 鰻 18,975
10/5 大阪 ホテル 96,000
10/16 守口 居酒屋 18,931
10/27 東品川 レストラン 87,290
11/8 守口 寿司 22,400
11/26 神宮前 イタリアン 13,000
12/2 麻布十番 和食 27,650
計 569,084 その他支出 418,232
領収書のある分でこれだけ飲食に支出していれば、その他支出のなかにも飲食費が含まれているのではないか。
令和3年は会合費の計上はみられないが会議費等で高額なホテル代の支出がみられる。宿泊でないなら食事の提供と考えるのが普通だろう。
令和4年 伊佐進一後援会 会合費
1/10 城見 ホテル 15,000
4/7 銀座 スペイン料理 50,000 カード払い
4/8 西天満 ワインバー 会費 25,000
ワインバーの会費って、なんやねん。通う気なら自腹で払えや。
4/16 枚方 松坂肉料理 44,550 カード払い
5/19 西池袋 四川料理 21,637
5/24 神田錦町 フレンチ 49,060 カード払い
5/31 白金台 和食 30,338 カード払い
6/7 城見 ホテル 30,000
9/7 八重洲 焼肉 20,620 カード払い
9/10 西天満 天麩羅 51,555 カード払い
9/15 赤坂 居酒屋 33,300 カード払い
9/20 神楽坂 フレンチ 14,400 同日、濱地も同店にまさに「会合費」
9/21 赤坂 イタリアン 84,000
9/27 新橋 居酒屋 25,025
10/3 赤坂 居酒屋 44,400 カード払い
10/24 永田町 西安料理 20,400
11/16 四谷 居酒屋 22,500
11/28 赤坂 居酒屋 53,860 カード払い
12/13 赤坂 和食 17,872 カード払い
会合費計 653,557(ワインバー会費25,000含む)、その他支出223,567
これで自腹の分もあるなら、会合どころか、夜な夜な飲み歩いて飽食してるだけ。コロナ下の自粛の反動、4期目当選後で調子に乗って、カード払いも抵抗なくなっていく様子もよくわかる。伊佐氏の落選を招いた原因は、まず伊佐氏自身にあることを自覚するべきだ。濱地も含め、反省無いなら公明党に不要だ。(’24.11.22 会合費の記述を追加)
岡本三成衆議院議員(東京29区、衆院5期)
岡本三成への公明党本部、公明党東京都本部からの交付金が他の公明党議員と比較しても突出して多く、驚いている。令和4年、公明党衆議院東京第12選挙区総支部、代表者岡本三成に対し公明党本部から二度、計2250万円。公明党東京都本部から300万円。令和3年は党本部二度計2500万円、東京都本部2226万円。わずか2年で7300万円近い金額の交付金で、いくら公明党唯一の東京都の小選挙区候補とはいえ、これだけの額の交付金を受けている公明党議員は他にいないのではないか。(党本部から年二度計2000万円~2300万円の交付金というのは、国重徹など、小選挙区では他にも例があった。しかし、府本部からは300万円程度であり、東京都本部から2226万円と岡本への交付金が突出している事実に変わりはない。)ちょっと多すぎると感じる。河合夫婦じゃあるまいし。しかも12区を諦めて29区から立候補。なにやってんだ?これだけのお金をつぎ込んどいて。あと岡本三成は自身が代表の政治団体三成会からコーヒー豆代とコーヒーメーカーメンテナンス代を年間8万円程度、経常経費として支出しているが、これだけ党本部や東京都本部から潤沢な政治資金を提供されているなら、コーヒー豆くらい自費で負担しろ!と言いたい。文春が報じた政治資金パーティーの不記載(週刊文春2022年12月15日号)も任意団体がおこなったもので報告義務はなく、何ら問題ないと強弁したが、記事を読む限り、任意団体の実態は三成会と同視できるか政治団体として届け出が必要なもので、脱法行為を適法と強弁して収支報告書の訂正もしないままなら、極めて悪質だと思う。名称だけ任意団体に見せかけて実際は後援会がおこなったパーティーに報告義務(気味じゃなく義務です訂正 ’24.12.24 お恥ずかしい限り)がないというなら、政治家は闇パーティーを開き放題、裏金作り放題になる。岡本事務所がそんな理屈を使うなら、闇パーティーで裏金作りをしているからかと疑いたくなる。
国重徹前衆議院議員(大阪5区、衆院4期)
現在の処に過ぎないが、最も裏切られた感の強い収支報告書だ。疑問①政治団体の数が多い。国会議員関係政治団体としての公明党衆議院小選挙区大阪第5総支部の他、その他政治団体として国重徹を励ます会、友光会が存在し、友光会代表は国重徹、国重徹を励ます会の代表は国重とは別人だが事務所の所在地、会計責任者及び事務担当者の氏名は同一であり、令和5年提出の国重徹を励ます会の会計責任者が変更になっているだけであった。実質的に同一団体として扱うべきものを便宜上3つの団体にしているものと思われるが、公明党においてその他の政治団体を2つ有していたのは、現在私が調べた限りでは国重前議員のみ(ただ国重徹と進む会というのもあり、それは代表も峯山昭範元議員で事務所も別の場所、党からの寄付を全額機関誌の発行に費やしていたりしていて、これはこれで公明党本部の収支報告書を扱う機会がもしあれば、そこで論じたく思うのでこの項では扱わない)であった。
まず、疑問点を論じる前提として、国会議員がなぜ国会議員関係政治団体の他にその他の政治団体を持っているのか、という点については国会議員関係政治団体の収支報告書だと1万円を超える支出から収支報告書に明細を記載すべきところをその他の政治団体であれば5万円以上の支出につき明細に記載すれば足りるというように基準が緩くなる。とそういった制度になっているため、お金の使い道につき市民のチェックの目を免れたいという思惑や、政治資金の受け皿を増やしておきたいといった動機によって、国会議員が複数のその他の政治団体を持ちたいと思うのだと筆者も思っている。なぜなら、今回、筆者が公明党国会議員の政治資金収支報告書に目を通してみても、公明党の国会議員としての比例区や小選挙区の支部長としての収支報告書には比較的政治家としてはもっともだと感じる堅い支出が多く、問題だと感じた支出、会合費と言いながら高級料理店での会食としか思えない、コーヒー豆は自費で購入すべき、等はやはりその他の政治団体での収支報告書に多く見られたからだ。
その上で国重前議員の収支報告書には②不可解としか表現しようのない自身の政治団体間を玉突きのように行き来する寄付による資金移動、③個人寄付につき同じ額が多く(10万なら10万、12万なら12万)、しかもなぜか7月なら7月、10月なら10月と、その年により特定の月に寄付が集中している不自然さ(架空計上、あるいは名義借りの疑い)も見られる。②の例を挙げると令和2年、第5支部は友光会から490万円の寄付を受け、国重徹を励ます会は友光会に320万円寄付している。そのうえ第5支部は友光会と国重徹前議員本人から100万円づつ、計200万円を借り入れ、すぐ返済。帳簿上の資金の動きをわざと複雑にして訳がわからないようにしているのか、何か別の意図があるのか。また、このような複雑な資金移動は、第5支部、国重徹を励ます会、友光会の三者で示し合わせて、というか実際には国重徹前議員本人か会計責任者が全て把握したうえで一括して行っていなければ齟齬が生じ、行えるものではないと考える。この自分の政治団体を行き来する不可解な寄付の連鎖は令和3年、4年も続く。
一つ感じたのは第5支部、国重徹を励ます会、友光会の政治団体としての収支をそれなりの会計規模に収めておきたい、という思惑の存在だ。第5支部が公明党本部からの交付金もあり、年間3000万円程度、国重徹を励ます会が年間1000万円前後、友光会が500万円~1000万円程度か。年によって収支に大きく差が出て疑問を持たれるのを嫌ってのことかと考えた。その点がその他政治団体を二つ有しているのにそれに見合った額ではない友光会のために複雑な会計処理を行って友光会の収支を水増しする必要があると考えたか。そうしてまで友光会の支出を隠したい動機があるのか、と。ただ、収支報告書を読むと、国重徹前議員に関して問題だと感じる支出は国重徹を励ます会が記載している④他の公明党議員と比較しても突出して多い会合費の支出、である。令和2年約125万円。友光会と合わせると令和2年は会合費として年180万円超もの支出をしている。特に大阪のホテルへの支出が2~3月おきに20数万円程度あり、もしこれが地元有権者や後援会員に対する食事の提供を伴った会合費の支出なら、公職選挙法違反ではないか。どういった性格の会合なのか、説明する責任が国重徹前議員にはあるし、ぜひ説明を求めたい。
国重徹前議員の政治資金収支報告書についての疑問はまだ終わらない。⑤友光会が記載している令和3年9月9日のウェスティンホテル大阪への176万9655円の支出につき、それに見合う収入が記載されていない。全て持ち出しの集会だったのか?(追記)調べると国重徹を励ます会が令和2年12月7日にウェスティンホテル大阪で国重徹を励ます会(政治資金パーティー開催事業)を行っていて、令和2年の収支報告書に収入として589万5000円が計上されているが、この年にはそれに見合う会場費の支出の記載がなく、非常に不可解な収支報告になっている。一応、友光会と国重徹を励ます会とでは名称も違うし、開催から9か月後の支払いが認められるとも思えない。どうなっているのか。とても問題がある記載だと思う。(’24,11,22追記)
⑥国重徹を励ます会が記載する令和3年7月12日、ウェスティンホテル大阪での国重徹を励ます会総会(政治資金パーティー開催事業)に127万円の収入が計上されており、会場費として令和3年7月30日139万1000円の支払いがウェスティンホテル大阪に行われ、8月16日には手土産代70万円が株式会社バリューネットワークに支払われている。赤字なら赤字分は接待、有権者への寄付にあたり公職選挙法違反、収入に不記載があったのなら政治資金規正法違反ではないのか。国重氏は、安倍元首相の桜を見る会と同様の事(後援会員への供応、接待)を規模はずっと小さいにしても行ってきていたのではないか?国重前議員の収支報告書は国重氏が弁護士であるにもかかわらず、今のところ公明党国会議員の収支報告書の中でも突出して疑義、不可解な記載が多く、公明党議員として不適切なものだと筆者は考えている。
(追加)友光会の政治資金収支報告書についての疑問
⑦令和2(2020)年、国重徹新春の集いを此花・東淀川・西淀川・淀川の4区で行っているが日付の記載がない。また此花区につき2021年、翌年の新春の集いの収入を5万円のみ記載していて、不可解。なぜこのような記載をするのか、翌年の報告書に記載すべきではないか。
また、この新春の集いの収入と支出は金額に大きな差がなく、持ち出しか、あるいはひょっとすると収入が架空なのではないかという疑問がある。酒類の提供もしているので、場合によっては有権者への寄付にあたり、公職選挙法違反なのではないか。日付の記載を欠いていたり、複数の団体間で複雑な資金移動をしているのは収支につき、突き合わせて計算されるのを防ぎたいからではないのか。
新春の集い(此花区) 収入 1.264,000 に対し、
会場費等の支出 1,116.853(うち飲料代 80,700)
新春の集い(東淀川区)収入 1,146,000 支出 1,112,446
新春の集い(西淀川区)収入 1,290.000 支出 1,219,366
新春の集い(淀川区) 収入 890,500 支出 873,760
以上だが飲料代の計上は此花区しかしておらず、同じ新春の集いなのに飲料費の記載を此花区で行った会のみ計上し、他は記載していないのは不自然に思える(ただ、此花区以外は会場がホテルなので飲料費込みの会場費なのかもしれない)。新春早々会費を集めるような集いに多くの人が参加するとも思えない。もしかすると公職選挙法を意識して収入があるように見せかけ、支出が収入を上回らないよう収支を同じくらいにして目立たないようにしているが、実際は全て国重側の持ち出しの地元有権者への供応だったのではないかとの疑いを持っている。
令和2年 友光会(代表国重徹)会合費
1/14 茶屋町 天麩羅 16,500
同日、伊佐も来店、これもこれぞ「会合費」か
1/16 赤坂 中華・麺 10,560
2/11 出前か 寿司? 26,692
2/19 新宿 居酒屋 13,363
3/26 赤坂 焼鳥 22,820
6/1 赤坂 焼鳥・鳥 29,640
7/10 西天満 ステーキ 54,863
7/12 梅田 百貨店 10,152
7/23 梅田 土佐料理 35,200
8/5 西天満 割烹・鰻 55,000
8/5 出前か 寿司? 43,353
8/20 北浜 海鮮 46,090
8/31 道玄坂 ホテル 19,052
9/3 赤坂 洋菓子 18,900
これを会合費ってどういうことだ。お土産だろ。
10/7 赤坂 焼鳥 18,420
10/12 梅田 百貨店 17,334
11/15 永田町 鰻懐石 32,670
うなぎランチコース3人と思われる 一人前 10,890円
11/17 赤坂 イタリアン 12,000
12/15 西天満 割烹・鰻 89,430
12/24 梅田 百貨店 14,472
会合費計 586,511 その他支出 105,612
令和2年 国重徹を励ます会 会合費
励ます代表は国重ではないが、事務所所在地、会計責任者、事務担当者が友光会と同じである。
2/21 茶屋町 ホテル 340,750
3/16 上本町 ホテル 55,841
6/5 上汐 海鮮 36,440
7/2 茶屋町 ホテル 77,657
7/28 茶屋町 ホテル 234,960
8/6 上汐 海鮮 33,910
9/11 上本町 ホテル 49,924
10/2 茶屋町 ホテル 132,900
11/2 上汐 海鮮 34,790
11/26 茶屋町 ホテル 252,043
会合費計 1,249,215 友光会と合わせて計183.6万円
この茶屋町のホテルでの高額な会合費の支出は極めて疑問で、後援会員等を供応、接待しているのではないかという疑いを強く持っている。
令和3年 友光会 会合費
7/12 北区 ホテル 25,800
11/9 桜新町 デリバリー? 15,598
会合費計 41398 その他の支出 120,621
令和3年 国重徹を励ます会 会合費
3/30 茶屋町 ホテル 58,410
11/12 上汐 海鮮 33,550
12/20 茶屋町 ホテル 136,500
会合費計 228,460
令和4年 友光会 会合費
1/10 城見 ホテル 15,000
1/24 上本町 ホテル 30,998
5/31 南青山 イタリアン 65,460
6/1 丸の内 百貨店 差し入れ? 15,295
6/1 梅田 百貨店 差し入れ? 17,190
6/6 西麻布 焼鳥・軍鶏鍋 20,100
7/25 曾根崎新地 かに 27,000
9/7 八重洲 焼肉 20,000
9/12 北浜 洋菓子 11,880
9/20 神楽坂 フレンチ 13,000
結局、同日は濱地、伊佐も同店へ
濱地雅一、伊佐進一、国重徹の三名は、公明党中堅・若手会合費三馬鹿大将とでも名付けておきたい。
10/18 湯島 天麩羅 40,220
11/16 湯島 天麩羅 33,640
11/17 銀座 しゃぶしゃぶ・すき焼き 15,000
12/23 赤坂 土佐料理 17,600
12/25 天満橋 ホテル 50,000
会合費計 392,383 (パーティー等会費6万除く)その他支出 175,799
令和4年 国重徹を励ます会 会合費
10/19 新北野 ケータリングか? 252,000
会合費計 252,000
もううんざり。なにが大衆とともにだ。飽食とともにだろ。
公明党に自浄能力がなく、中堅にもかかわらず遊び歩くこんな連中を誰も注意しないなら、遠山、熊野の次の不祥事もすぐ起きる。時間の問題だ。反省のないまま次の選挙に出すなんてありえない。それだけは強く言っておきたい。なにが「公明党=創価学会のイメージを乗り越えないといけない」だ。どの口が言ってんだ。見てる人は見ている。落選は自業自得。国民にたかってメシを食う、己の卑しい性根を叩き直してから言え!
会合費の補足にあたって
会合費の総額だけでなく、個々の会合費の記述を補足しました。本文も多少訂正と追記をおこないました。会合費の記載は、とても気分が悪く、怒りがわく作業でした。普段、庶民のような顔やいい父親のふりをして、なんじゃこいつらは、と思いました。こういう人間に議員になってほしくない、そういう声をあげる人が増えて公明党内でもきちんと襟を正していこうという動きになることを期待しています。(’24,11,22)