【RX榊原航太】2023.11.19 野辺山シクロクロスDay2 ME2 20位
Day1と打って変わった暖かく素晴らしい晴天の中での開催となったDay2。
ただ、夜間は風速20mを越える様な強風だったようで、再設営完了前のクラスはキャンセル、完了時点のクラスから開催するとアナウンスが流れて、すわレースが無くなるかもと思ったが大会関係者のご尽力で全レース開催となった。感謝!
これで、レースも天気も万全な状況となったが、昨日レース中に打った右手小指の状態は芳しくない。青黒く変色し腫れあがった状態で曲げると痛く、曲げた状態で力を掛けると激痛が走る感じ。
とりあえず会場に向かい、バイクに乗れるのか確認。ハンドルは握れて若干の痛みは伴うものの変速もギリギリできた。ただ、バイクを持ちあげると激痛が走る。やはり指を曲げた状態で力を入れるとダメな様子。
出走するか迷っていたが、とりあえず会場の救護所に行き、お医者さんに診てもらったらねん挫と診断されたものの絶対出ちゃダメとは言われなかった。それと、野辺山が今年最後とのお話を聞き、行けるところまで走ろうと決意。
今日も最前列で、残っていた左端グリッドからのスタート。
スタート直後、ダンシングでハンドルを思いっきり握り込んだ際に激痛発生。完全に小指のことを失念していた。
前日は芝区間に5番手で入れたが、今日は20番手半ばくらいで突入。そこからおっかなびっくり走っている間に抜かれまくり、2週目途中で沿道の方から35位と言われた。
ゆっくり走っている間に、コースの状態と小指の収まりどころを把握して、そこから徐々にあげていき最終的に20位でのフィニッシュとなった。
出走人数は異なるものの、何故か昨日より順位が上がっていた。ケガの功名かハンドル荷重をしないように意識的にバイクのセンターに乗るようにしていたのと泥区間も持って走らなくて良いように一部の上り以外基本乗車で行けたからなのか。はたまた最初から飛ばしすぎなかったため垂れなかったからなのか、色々学びの多いレースとなった。
走っている最中は、私にとってパワーもテクニックも必要なキツいレースだったが、終わってみればとても楽しい2日間だった。今回初参加だったが、名物と言われているこのレースが無くなるのは非常にサビシイですね。
ME2に上がって今回で6戦走ってみましたが、改めてフィジカルとテクニック不足を痛感しているので、今は少しでもレースや練習を通して経験を積み重ねていきたいと考えています。
ただ難しいところで、毎週シクロのレースに出たりシクロの練習に振ると、本筋のロードの乗り込み量が減ってフィジカルが落ちるのではと感じています。
この辺は、チームの城野さん始めアドバイスをもらいながら調整していきたい。
大変な環境の中、大会を開催・運営していただいた関係者さま、いつもサポートいただいてるチームの皆さん本当にありがとうございました。