伝説の鼓動発売とその後の注目カード
こんにちは、SAKAKIです。このご時世、開催されるとは思っていなかったシールド戦の告知があり、驚きが隠し切れません。賞品がハイレアリティーのリザードンV・Vmaxというだけで、熱いです。リザードンは人気が高いポケモンですから、コレクターの方々は喉から手が出るほど欲しいのではないでしょうか。リザードンVmaxのHRの取引価格は、数年後100万円超えるかもしれません。まぁ、仮にHRリザードンVmaxを手に入れたとしても、私なら売りませんが。
さて、今年のシールド戦に用いられる強化拡張パック’伝説の鼓動’が発売されるわけですが、アメイジングレアという新しいレアリティのカードに加え、環境を変える可能性のあるカードも複数収録されていることから、この伝説の鼓動は非常に注目できるパックだと思います。1枚ずつ考察していきたいところですが、本記事ではスタンダードレギュレーションとシールド戦の2つの環境ごとに、それぞれ注目カードを紹介していきます。
1. スタンダードレギュレーション
スタンダードレギュレーションにおける伝説の鼓動の注目カードを5枚紹介します。
1.1 ジュペッタ
三神ザシアンデッキの超絶強化カードが来ました。なぜ、三神ザシアンの強化になるのかと言いますと、今までザシアンのブレイブキャリバーで一撃で倒すことができなかったポケモンVmaxを、退化させることで一撃で倒すことができるようになるからです。これはとてもすごいことで、オルタージェネシスGX使用後に、デデンネGX or クロバットV + 退化したポケモンVを倒せば、きっちりサイドを6枚とることができるようになるので、非常にサイドプランが立てやすくなります。特性'はがねのせいしん'のニャイキングより使い勝手が良いのではないでしょうか?(雷Tagチームにはニャイキングのほうが良い。) 退化の三神デッキは流行ると思います。
1.2 ルギア
非VXで250ダメージを与える技を持っているのは魅力的。相手の手札の枚数依存になるが、これはマルマインGXの特性'エネエネボンバー'を使い、相手に無理矢理サイドカードを取らせれば解決できる。エネルギー加速も同時に行えるため、案外ウインドプレッシャーを使うハードルは低い。タフネスマントで耐久力をあげて、連続して攻撃できると非常に強そうである。
1.3 シェイミ
技'はなはこび'はエルフーンの技'わたながし'と同じ効果である。シェイミはたねポケモンであり、要求エネルギーも草無なのでボルテージビートやカウンターゲインを使えば簡単に使うことができる。相手の盤面をリセットできるのは強い。
1.4 ジラーチAR
特性'ゆめのおつげ'が、特性'ねがいぼし'ほどではないがそこそこ強い。技'アメイジングスター'は要求エネルギーが複雑で多いものの、メタルソーサーやくろおび、サイコリチャージを組み合わせれば、そこまで難しくはなさそうである。また、超・闘・鋼エネルギーはウルトラネクロズマGXやガブリアス&ギラティナGXデッキで使用するエネルギーと被るので、これらのデッキタイプがジラーチによって強化される可能性がある。高火力フォトンゲイザーや追加効果有りのジージーエンドGXは現環境でも劣らず強いと思うので、ジラーチARを使ったデッキをぜひ考えたい。
1.5 セキタンザンVmax
使いやすい闘タイプのポケモンVmaxがやっと来ました。技'ふんかだん'は特性'さるぢえ'のヤレウータンと組み合わせれば、簡単に130ダメージが出せるので、環境トップのクワガノンVや雷Tagチームを簡単に倒すことができます。あまりグッズを使用しなくても'ふんかだん'で130ダメージ出せそうなのでクワガノンVデッキの立場は危うくなりそうです。この技’ふんかだん’はダメージだけでなく、基本特殊関係なくエネルギー加速ができる点も非常に強く、技'キョダイガンセキ'に必要なエネルギーを簡単に集められ、すごいきずぐすりで手軽に回復できるなど良いことだらけ。ただし、エネルギーを付けるかつけないか選べないので、ミュウVやビクティニVのような相手のエネルギーの枚数が多い程火力が上がる技には弱いかもしれません。同じタイミングで収録されるストーン闘エネルギーを使ってカバーしていきたい。
2. シールド戦について
デッキは40枚、サイドの枚数4枚ということ以外スタンダードレギュレーションと同じルールです。カードプールは'伝説の鼓動'に収録されているもの+各種基本エネルギー+ジムトレーナーのみとなっている。
参加費は伝説の鼓動10パック分(230円*10+税)です。その場で買ったパックからデッキを組み上げていくので、運による影響も多い。たねポケモンがいなくて進化ができないなんてこともあり得る。
デッキを作るコツとして、トレーナーズをたくさん入れ、ポケモンのタイプを1~2(場合によっては3)に絞って、デッキの安定性を高める必要があると言われている。また、昨年の11月より先攻の最初の番はサポートカードが使えないため、最初の番にベンチにポケモンを並べておかないと、速攻で負けになってしまう可能性があるので、たねポケモンを厚めに採用したほうが良いと思われる。
シールド戦の概要に関してはこんな感じです。参加費2530円ではあるが、PROMOのジムトレーナーや基本エネルギーカードがもらえるし、なにより楽しい。基本的にプレイヤーズクラブのID一つにつき1回/シリーズしかしか参加できないが、参加枠に空きがあれば当日参加者の中の抽選を突破すれば何度も参加できる。私は昨年2回参加しました。今年もできれば何回か参加したいと思っています。
(参加費2530円に加えて、ダメージカウンターやカードスリーブも自分で用意する必要があるのでご注意を。ボールペンも忘れずに。今年に限るとマスクも忘れずに。)
さて、伝説の鼓動のシールド戦の環境についてですが、収録されているポケモンのタイプが草・雷・超・闘・鋼・無の6種類であることを踏まえると、弱点である炎タイプがいないという点から、タイプ的には草・鋼が有利に思われる。さらに、鋼タイプは草抵抗を持つため、タイプ的には鋼が一番安定し、次点に草という感じでしょうか。そのため、草と鋼を弱点とする闘・超タイプは別タイプのアタッカーを用意する必要があるでしょう。
3. シールド戦で引き当てたいカード
私がシールド戦で引き当てたいカードを3枚紹介していきます。
3.1 ダダリン+ツインエネルギー
比較的容易に120ダメージが出せる組み合わせ。120ダメージだぜれば、大体のたねポケモンは一撃で倒せる。
3.2 ラクライーライボルト
ライボルトはアタッカーとしてはあまり期待していないが、特性'ハイスピード'によるドロー性能と、にげるためのエネルギーがゼロであり潤滑油的な役割も果たせる点で非常に評価が高い。ラクライも無色1エネで山札から一枚カードを引けるので、腐りにくい。
3.3 マホイップV
シールド戦においてマホイップVの技'スイートスプラッシュ'は非常に強いと思われる。なぜなら、シールド戦環境はポケモンのサーチ手段が少なく、なおかつ進化ラインを引き当てられない場合があるので、進化ポケモンを育てにくいと考えられるからである。ただ、相手のポケモンを倒した返しに倒される可能性があるので、ポケモンキャッチャーやマリィを使いながら、上手く立ち回りたい。
4. まとめ
伝説の鼓動に収録されるカードはアメイジングレアをはじめとして面白いポケモンが沢山収録されているだけでなく、汎用性の高いマリィの再録もあり、購入する側としては非常に楽しみな内容になっていると思います。それだけでなく、シールド戦も行われるということで、非常に研究しがいのある商品であると思います。去年参加したシールド戦は引きが非常に悪かったので、今回こそは強いカードを引いて、優勝したいです。
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