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【ライフハック】VOCALOIDで自分を薄めよう!【あなたもできる】

こんばんは。最近自己認識が濃すぎるさかじょんです。もう少し自分のことを考えない方がいい気がして、YouTubeを見たりボカロを聴いたりしています。

今回はそんな私と同様に、自分のことや自分の周りのことでもんもんとしてしまう時間を、VOCALOIDの適度な情報量で埋めることで、みんなで自己認識を薄めようという話です。

最近月1くらいしか投稿できておりませんが、それもまたコイツの人生なんやな~って思ってくださると大変幸いにございます。

初音ミクに自己認識はあるんですかね、それもまた初音ミクのみぞしる話です。


VOCALOIDの情報量の話

「VOCALOIDは情報量が(私にとって)適度でええもんや」みたいな話は、これまで度々書いてまいりました。

以前もどれかの記事で「VOCALOID(もといソフトウェアシンガー)の声は、『声』と『音』の中間段階である」みたいなことを書いた気がします。

また、以前私の友人ボカロリスナーが言っていた「人の声は情報量が多すぎる」という言葉はこの点をよく言い表していて、個人的に至言だと思っています。

この「言葉が乗った音」は、ボカロ曲の中で「それ以外の音」と一体となって一つのボカロ曲を構成しているのではないかと思うわけです。

https://note.com/sakajohn7/n/n306aee41b78e

んで、VOCALOIDはやはり人間ではないので、人間である自己(人間以外の読者の方、すみません!)の人間濃度を薄めるうえでは役に立つんじゃないかと思っています。

人間を相手にするとき、私の心は相手に応じて常に働いています。
たとえ目の前に誰もいなくても、私の心はその場にいない他の人間、そしてその場にいる自分という人間のために動き、働き続けています。

でも、初音ミクの声を聴いているとき、私の心は初音ミクのために働く必要はありません。
だって生きてないんだもん。

私の心は初音ミクから声をもらうにもかかわらず、私は初音ミクに対して何も渡す必要がないのです。

初音ミクが生きていないことによって、私は初音ミクから声だけをもらい、心のへこみにその声を聴かせることができるのです。

初音ミクの歌声で心を埋めているとき、私はその歌声の主に心を働かせることもないまま、私の心は音で埋まります。
そうすることで、私は自分自身という人間に対して心を働かせることまでをも誤魔化すことができるのです。

https://note.com/sakajohn7/n/ne7854715fd81

合成音声の中でも情報量に程度があるよね

また、合成音声の中でも程度がありますね。人間っぽいかそうでないかは(聴く人がどう感じるかという観点で)グラデーションになっているのではないかと思います。

あなたは今、どのくらい人間としての自分を薄めたいですか?(皆さんの程度に合わせて、私が最近よく聴いている曲紹介をしておきます)

そんなに薄めなくていい

そんなあなたは、最近流行りのAI合成音声や、割と普通のボカロ曲をまったり聴きましょう!

結構薄めたい

そんなあなたは、あんまりみんなが聴いていない、尖ったボカロ曲を聴きましょう。初音ミクがおすすめですよ。初音ミク。そのままだと人っぽく歌わないでいてくれるので。初音ミク。

バチクソに薄めたい

そんなあなたは、バチバチに合成音声で、そのままだと歌詞も聞き取れないかもしれない曲を聴きましょう! 合成音声に身を浸すのだ。

(参考:過去記事ですがこちらもどうぞ!)

おわりです

今回は人間を薄める話でした。時々は自己という人間からも少し距離を置けると、個人的には心地いい時があります。YouTubeでゆっくり実況を見るのもこれに近い心性なのかしらん。

何はともあれ、皆さんも人間でありすぎると疲れてしまう時があるかもしれないので、そんなときにはVOCALOIDのことを思い出していただくのもいいかもしれませんね。ぜひ適度に薄める時間を取っていただければ私は嬉しいです。

しばらく月1くらいの更新頻度になるかもしれません。毎週投稿できていたころが信じられん! すみませんがのんびりお付き合いくださいませ。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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