ボカロ曲人生1選(AT1選)が替わるっていうこと
こんばんは。繁忙期に片足突っ込んでるさかじょんです。うぉううぉういぇいいぇ。
今回はゆっくりと時間をかけて、タイトルのようなことを経験したことに一定の自覚を得たので、それをつらつら書きたいと思います。
もちろん、初音ミクが初音ミクに変わったって話でもあります。
人生1選(All Time1選)とは
人によって定義は異なると思いますが、簡単に言えば「人生で一番好きな曲」で概ねいいかと思います。
ある程度ボカロ曲に思いがある人は、(顕在的・潜在的に)この人生1選を決めていることが多いのではないでしょうか。この記事を読むような皆さんもちょっと内省してみてください。
でも、人生1選って決めないといけないの
そんなことはありません。「私は曲に順位づけをしたくない」って気持ちもよくわかりますし、ボカロ曲の好き方(すきかた)は人それぞれで良いかと思っています。その多様さが許されやすいのもボカロのいいところだと思うので。
その前提に立ったうえで、私はその時その時の人生1選を自覚しています。それは自分で決めようと思って決めている部分もあるかもしれませんが、往々にして「特に私にとって特別に響いてくる曲」があるってことだと思っています。
人生1選の替わり方
そんな人生1選ですが、この半年くらいをかけて、私の人生1選が替わったんじゃないかな〜って思ってます。
今までの人生1選は、過去記事にも書いている通り、ユニ浜さんの「踊葬」です。
で、替わり先がr-906さんの「JUMPIN' OVER !」です。
この半年間ほど、本当にたくさん「JUMPIN' OVER !」を聴いてきました。私が滅多にしない「1曲のヘビロテ」も、リリース直後にはしていました。それはタイミングとかもあったのかもしれません。でもこの曲に少しずつ穏やかさをもらって、日々を過ごしてきたことは事実です。
もちろん、「踊葬」を好きじゃなくなったよ〜って話ではなく、この半年くらいの間に「JUMPIN' OVER !」を繰り返し聴いて、自分の中での深い受け止め方が育ってきたという感じです。
今回ゆったり構えて考えていましたが、私にとっての人生1選は「この曲めちゃいい!キュピーン!」って替わるものではなく、もちろん初聴でかなり刺さるものではあるのですが、そのあとのその曲とのプロセスを経て、もともとの人生1選とも相対しつつ、少しずつ「人生1選が替わる」という認識を受け止められるようになっていったというものなのかな〜と思いました。
皆さんにとっての人生1選の替わり方にも、もしも多少こんな感じのところがあるような気がしてくれたら、なんとなくですがちょっとうれしいかもしれません。笑
これまで長らく私の「ボカロの好き」の中核を体現してくださっていた「踊葬」は、これからも私のボカロの好きの積み重ねの中で、大切な基盤となってくださることかと思います。これからもよろしくお願いいたします。
おわりです
今回は、人生1選が替わったってことを概ね受け止められてきたよ〜って話でした。
皆さんには皆さんの1選があるかもしれません。その選出の仕方も人それぞれかとは思うのですが、今回の私のように、1選はしっかりと輪郭を持って働きかけてくるものではなく、柔らかくゆったりとグラデーション的に替わっていくという場合もあるかと思います。
かつての1選を裏切るような気持ちもちょっぴりありつつ、そんな気持ちの上に別の気持ちと時間を少しずつ塗り重ねていく、そんなことがあってもいいよねという言い聞かせでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました! またお会いできますと幸いです。