はじめてのフラスタ
新しく出来たお店の前や、ライブ会場で見かけるスタンド花。
フラワースタンド略してフラスタとも言いますね。
大体が法人から贈られたものですが、個人で出すこともできます。
今回は、私が出したフラスタについて書いていきたいと思いますのでよろしくお願いしま〜す。
1.フラスタ発注前にすること
まず、花を贈って良いのかをホームページ等で調べましょう。
会場のスペースの都合や動線確保等の理由で最初からNGとなっている場合がありますからね。
そういった表記(レギュレーションと書かれることが多い)がない場合は所属事務所に確認を取りましょう。
ここでポイントとなるのが「個人で」贈って良いのかということです。
主催者やレコード会社、ゆかりのあるアーティストからのものは受け付けるが、ファン(個人)からのものは受け付けませんというルールになっている場合があるので。
今回は魔暦26(2024)年6月8日に行われた
Damian Hamada’s Creatures「魔界小学校 修学旅行~魔界巡礼~」ツアー
Zepp Shinjuku公演にフラスタを出したかったので、悪魔寺(いわゆる所属事務所)であるパワープレイミュージック様へメールを送りました。
内容としては以下の2点について問い合わせる形としました。
①個人で花を贈って良いか
②大きさの制限はあるか
2日ほどで返信があり、①については問題なし、②については公演担当へ問い合わせてほしいという内容でした。
スタッフさんが公演担当のホットスタッフ・プロモーション様の電話番号を添えて返信してくださったので、次はそちらへ電話をしました。
担当者から折り返し連絡します、という返答だったので待ちましたが…
ここで1週間ほど待ちました。
というか、1週間経っても返答がなかったので再度連絡したら折り返しが来たんですけどね(笑)
まぁそれはさておき、ホットスタッフ・プロモーション様からもフラスタ設置の許可をいただきました。
そして、搬入と搬出の時間を指定されました。これ大事なのでちゃんとメモしておきましょうね。
2.フラスタを発注しよう(その1)
ここまで来て、ようやくフラスタの発注に取り掛かれるわけです。
ですので、各方面への問い合わせや許可取りは早めにした方が良いでしょう。
私は単独で動いていたので考慮しませんでしたが、複数人でお金を出し合ってフラスタを出す場合はデザインのすり合わせや集金の手間がありますので余裕を持ったスケジューリングを心がけた方が良いと思われます。
まず、フラスタを作って会場まで運んでくれる花屋さんを探します。
大体「会場名 フラスタ」とか「会場名 スタンド花」とかでググれば出てきます。
花屋さんの選び方ですが、いくつかポイントがあります。
箇条書きにしますのでご参考までに。
・会場までフラスタを届けてくれるか
・指定された搬入・搬出日時に対応してくれるか
・自分が贈りたいデザインを実現してくれそうか
上2つは絶対条件です。ここが担保されていないとフラスタが贈れないどころか各方面に迷惑をかけてしまいますのできちんと確認しましょう。
最後の項目は、花屋さんのホームページなどで制作事例の写真を見て決めると良いと思います。
3.フラスタを発注しよう(その2)
花屋さんを決めたら、デザインを決めて見積もりを取ります。
文字だけだと意思疎通が難しい領域なので、絵を描くなりネットから画像を拾うなりして視覚的な情報を添えた方が良い気がします。
ちなみに私が描いたデザイン画がこれ。
これをメールで送り、担当者さんと電話でやり取りをしました。
最終的には羽を6枚付け、パネルは白地に文字を印刷といった形で落ち着いたわけです。
そして、皆様が気にしているであろうお値段ですが…
フラスタ本体 38,500円
羽(6枚) 19,800円
搬入・搬出 6,600円
—――――――――――
合計 64,900円
以上となりました。
残業代が吹っ飛びましたね、ハイ(笑)
4.フラスタ、完成!そして歌舞伎町へ…
今回フラスタを発注した花屋さんは搬入前日に完成したものの写真を送ってくださったので、まずそこで完成度の高さにびっくりしました。
18時までに連絡すれば手直しできますとのことでしたが、手直し無しでOKいたしました。
そしてライブ当日、会場に飾られていた様子がこちらです。
右端にありますね、もっと近くで撮影したものがこちら。
単独で撮影したものがこちら。
X(旧Twitter)で確認する限り、シエルちゃんとダミアン陛下が写真を撮ってくださり、なおかつ公式FC「魔会」の配信でもちょろっと話題に上がったので残業代吹っ飛ばした甲斐があったなという気持ちです(笑)
ちなみに、聖飢魔Ⅱ方式で花は持ち帰りOKということになっていましたので自分のフラスタにあった造花をもらってきました。
このとき思ったのが、造花なら遠征組でも気軽に持ち帰れるな、ということです。
今回は花屋さんの方から生花と造花を選べるというお話があり、生花を希望したのですが黒が造花のみの用意で、それならと黒い花だけ造花にしてもらったんですよね。
なんとなく生花にこだわっていたのですが、持ち帰れるなら造花もありだなと思えた歌舞伎町の夜でした。
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