ベタ問を味わおう(4)2wayスピーカー
こんばんは、しーやです。
クイズでいわゆる「ベタ問」とされるクイズを改めてじっくり味わおうという「ベタ問を味わおう」シリーズの4回目です。
今日の問題はこちら。
【問題】2wayスピーカーで、高音部を担当するものを「ツイーター」というのに対し、低音部を担当するものを何というでしょう?
【正解】ウーハー(ウーファー)
2wayスピーカー、クイズではちょくちょく名前を見かけるものですが、具体的には「音をバランスよく鳴らしたりより深みを持たせたりするために、音を高音部と低音部の2つに分けてそれぞれ再生するよう作られたスピーカー」のことです。
単に音楽を聴くだけならふつうのスピーカーでもいいのですが、よりじっくり音を楽しみたいという方々が好んで使っている「通向け」のスピーカーです。
さて、このクイズ、多くの方が「どっちがどっちだっけ…」ってなると思うのですが、
実は、僕を含め、現在の30代くらいの多くの方々にとっては一発で見分けがつくものだったりします。
その理由がこちら。
2000年に発売された、アイドルグループ・モーニング娘。のヒット曲『恋のダンスサイト』です。
この曲の中には低い声で「ウー、ハー」と言う場面が何度も登場し、サビの最後には「恋の重低音」というフレーズが出てきます。
作詞・作曲を手掛けたのはロックミュージシャンでもあるつんく♂さんですので、おそらく「低音部を担当するウーハー」をわかった上でこのへんを作ったものと想像できます。
ですので、どっちがどっちか分からなくなったら、脳内でこの曲を思い出してみると良いと思います。
ちなみに、高音部の「ツイーター」が出てくる曲もありまして、
この曲『Weekender Girl』のラスサビに出てくる「七色 響くツイーター」というフレーズが印象的なので、こちらで覚えると良いのではないかと思います。
なお、世の中には2wayスピーカーに中音域を担当するものを加えた3wayスピーカーというものもあります。
「3wayスピーカーで、高音部を担当するものはツイーター、低音部を担当するものはウーハーといいますが、中音域を担当するものは何というでしょう?」というクイズも見ることがあります。
この場合の答えは「スコーカー」ですので、こちらも併せて覚えておきましょう。
(ちなみに、それぞれ元々は英語で、「ツイーター」は小鳥がさえずる声、「ウーハー」は獣がうなる声、「スコーカー」は小動物が鳴く声を意味しています。「ツイーター」はSNSの「ツイッター」(現:X)と語源が同じです)