三世代音楽隊(1)初恋ソング
こんにちは、しーやです。
僕はイントロクイズをたしなんでおり、広い世代の楽曲を聴いていることが多いのですが、そうではない多くの方は例えば「昭和の曲しか聴かん、最近の曲は知らん」とか「最近の曲しか聴かないので昔の曲は知らない」とか偏りがあるのがふつうだと思います。
そこでこの企画では、ひとつのテーマを決め、昭和・平成・令和のヒット曲を1つずつ紹介していきたいと思います。興味を持った方は、ぜひそれぞれの楽曲を聴いてみてください。
今回はこの企画初めての投稿ということで「初恋」をテーマにした楽曲をご紹介します。
【昭和】村下孝蔵『初恋』(1983年)
1980年にデビューした男性シンガーソングライター・村下孝蔵さんが1983年に発表した5thシングル。
彼の代表曲となり、命日の6月24日はこの曲の歌い出しにちなんで「五月雨忌」と呼ばれています。
フォークソングの流れを受け継ぎつつ、その後のニューミュージックにも通ずるような音楽性が印象的で、終わってしまった初恋のせつなさをノスタルジックに歌い上げています。
「五月雨は緑色」「初恋はふりこ細工の心」などの独特の言葉選びも特徴的で、40年以上経った今でも胸を打つ一曲です。
【平成】宇多田ヒカル『First Love』(1999年)
この前年に『Automatic』で鮮烈なデビューを果たした宇多田ヒカルさんの1stアルバムの表題曲。
発売後、ドラマ『魔女の条件』の主題歌に起用され、シングルカットもされました。
『Automatic』などで見せたスタイリッシュなR&Bのイメージから一転したせつないラブバラードで、当時15歳とは思えないほど艶やかなボーカルが色っぽい。日本語と英語を行き来する歌詞も彼女のセンスを感じさせます。
この曲を収録したアルバム『First Love』は700万枚以上を売り上げ、現在に至るまで日本で最も売れたCDアルバムの座に君臨し続けています。
【令和】なにわ男子『初心LOVE(うぶらぶ)』(2021年)
この曲でCDデビューを果たした7人組アイドルユニット・なにわ男子の代表曲。
メンバーの道枝駿佑さんがW主演を担当したドラマ『消えた初恋』の主題歌にも起用されました。
タイトル通りウブな初恋の雰囲気を、歌詞からも曲からもたっぷり感じさせてくれる楽曲で、ガソリンスタンドを舞台にしたミュージックビデオも相まってとてもかわいらしい仕上がりに。
これ以降のシングル曲も『ハッピーサプライズ』『Special Kiss』『I Wish』など、どれもかわいい楽曲が多くて、聴くと幸せな気分になれます。
このような感じで3世代の楽曲を色々紹介していけたらと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いします!