久々の新メディア酔談は、佐々木俊尚氏をゲストに「NHKテキストニュース問題を語る!」
佐々木さんも気にしていた!NHKテキストニュース問題
SlowNewsの熊田安伸さんと始めた新メディア酔談。頻繁にやりますと言っておきながら、堀潤さんを招いた昨年4月の回からずいぶん経ちました。でもその間、メディア酔談が中心テーマにしているNHKについていろんなことがありました。特に「テキストニュース縮小問題」という、国民の不利益になる話が巻き起こっています。いままでやってたことを、広げるのではなく縮小とはなんだ!
そこで次回の新メディア酔談はこれをテーマに、佐々木俊尚さんをゲストに久しぶりに配信します!なぜ佐々木さんかというと、私がこの話題を書いた記事を何回かXでポストしていたのです。
この話題には「新聞協会の圧力」も混じっていて、元新聞記者の佐々木さんとしてはそこも気になるのかなと思っています。
佐々木さんとは実は長いお付き合いで、私が映像製作会社ロボットにいた頃、2008年頃からなので10数年ですね。その後も直接お会いすることも多かったですし、私の記事を毎朝のキュレーションで時々取り上げてくださってました。
そんな佐々木俊尚さんをお迎えして、熊田さんと3人で配信をしますが、今回はちょっと変わったやり方をします。
前半無料、後半有料。前半はオモテ面「なぜ縮小するのか?」を掘り下げる
新メディア酔談は、1時間程度ダラダラ飲みながら話すのを配信する「無料」形式でした。
今回も前半30分は無料でやりますが、後半は1時間程度有料(2200円)で配信します。
前半の無料部分は2月29日からこのURLで配信。
「NHKテキストニュース縮小問題」を主に総務省の会議での新聞協会の「難癖」を入り口に私から報告、さらに秋以降急に噂として聞こえてきた様々な情報については熊田さんのお話も加えて話していきます。佐々木さんにはコメンテーターとして感想や佐々木さんなりの見方を解説していただきます。新聞業界の人々の行動原理、それは置いといても情報の安心安全や多様性を守る上でのネットでのNHKの役割など、ご意見お聞きしたいですね。
後半はウラ面「内なる声を聞く!」有料ですがご参加を!
19時30分ごろから、前半のオモテ面無料のパートは終了にします。そこからは、有料でウラ面を「うちなる声を聞く」と題してお届けします。お申し込みはこちらから↓
「テキストニュース縮小」について、公共メディアの今後の話なのに不健全だと思うのですが、様々な「噂」が伝わってきます。NHKの職員の方に聞いても情報がまちまちだったり、そもそも何も聞かされてなかったり。きちんとした説明がないらしいのです。一方で、デイリー新潮ではこんな記事も出ました。
私も受信料を払っていますが、今後ネット上でNHKがどうニュースを届けるのか、そもそも今存在するものを閉じてしまうのか、あやふやにしか伝わってこなくていいのでしょうか。ちゃんと説明してほしいですよね。
そこで後半では、様々な情報を表に出しにくいことも含めて共有したいと思います。また、この状況を内側の人々がどう感じているのか、「内なる声」にも耳を傾けてみたく思います。有料申し込みはPeatixを使いますが、申し込みの際に「内なる声」を書いてもらう欄もありますのでよかったら書き込んでください。もしもっと長々と書きたい方がいたら、私宛にメールでいただいてかまいません。
もちろん内なる方でなくても一般の方でもご意見あればメールいただいてもいいです。ただ、内なる声にしても一般の方のご意見にしても、できるだけご所属がわかる形でいただけるとありがたいです。会社のアドレスが一番ですが、そうじゃなくてもご自分のバックグラウンドを簡単に説明していただければ、わかると思います。何でそんなこと言うかと言えば、あれ?この人は組織のために何か探るつもりで参加するのかな?と思える人にはご遠慮いただきたいからです。この問題を真摯に考えたり情報を得たりしたい、と言う方にどんどん参加してもらえれば嬉しいです。
全部紹介できるか分かりませんが、いただいた内なる声や一般の方のご意見は、熊田さん、そして佐々木さんともあらかじめ共有しておきたいと考えています。皆さんの声を、話をする私たちも共有しておくことで、一緒に感じて一緒に考える場にできればと思うのです。
私たちのメディアのあり方は、私たちが決めるはず
この問題にこだわってしまうのは、総務省の会議を毎回傍聴しているのに、結局よくわからないところで何かが決まっていっているように見えるからです。はっきり言ってしまいますが、新聞協会が公共放送の今後のための議論に参加していること自体おかしなことですし、でも結果的には彼らの言い分がいつのまにか通っています。
さらにNHKの上層部の人たちも、私たちに「今後こうします」と丁寧に伝えていく姿勢が見えてきません。むしろ新聞協会とこっそり話をして、彼らを納得させればいいと思っているように見えます。それでいいのでしょうか。公共メディアとは、私たちが受益者であり、また私たちが株主のようなものです。そんな姿勢で、いいはずがありません。
最近起こっていることは、今まで通り上から目線の姿勢でいた人たちが、もう通用しない!と思い知らされることばかりではないでしょうか。いままでは、業界の内輪で話を通したり隠したりで済ませていたことも、今後は通用しないのです。あらためないと、NHKそのものが国民から総スカンをくらいかねません。それくらい大きな問題が「テキストニュース縮小問題」に潜んでいると思うのです。今回のメディア酔談で、佐々木俊尚さんと一緒に、皆さんと共に、考え訴えていきたいと思います。
有料パートにもぜひご参加ください。