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ウルアンナ鳳宮先生の初心者向け占星術入門書のご紹介☆彡
占星術の「初心者向け入門書」。意外と難しい選定
はい、おこんにちは日香チュンです☆彡 最近バイトを増やしましたねー。。。病院の入浴介助なのですが、週に1回、1日4時間だけですけどいい気分転換になってますね☆彡 貯めたおカネは日香チュンが数学の勉強したり占星仕事したり小説描いたりするときのカフェ代なのです☆彡 カフェで仕事するのが好きでして、この記事も家の近くの高台にある丘のカフェで描いているざんすよー☆彡
そう……。そして小見出しにある通り、「占星術初心者向け入門書」というのが、案外選定が難しかったのです💦 わたしはここ7~8年ほどの間に、何回か出版社の編集者という人に会いに来られています。。。
彼ら曰く「酒井日香さんの占星術入門、占星術の解説書を書きませんか」というお誘いなのですが、ごめんなさい^^;; 日香チャンは自主製作刊行しかやる気のないインディーズ愛の大変強い自主製作オニャニィ作家であり、出版社さんと絡む気はないので、丁重にばっさり毎回お断りしています^^;;
でも読者さんからも「酒井さんが書いた占星術入門が欲しい」と言われることもありつつの、でもそんなの描くのはしんどいわけですよ😿 ただでさえ「占星術小説 VICE孤独な予言者」の再刊行コミカライズ作業で忙しいですし。。。
ということで入門用テキストがないので、門馬寛明 訳:Lvy Gold stein Jacobson 「 To facilitate the work of beginners each planetary delineation 」という本をとりま使うことに💦
ちょっと脱法テキスト感あるんですけどねー💦 なぜなら原著が存在しておりましてですね💦 本来ならその原著著者さんにご挨拶せねばならんのですよー💦 でも元著者、Lvy Gold stein Jacobson さんが今ご存命なのかどうか調べてもわからんかってん💦 元の本自体もアメリカで絶版中らしく、ご挨拶もどうしていいのやら(Lvy Gold stein Jacobson さんの版権を扱っている出版社をご存じの方は教えてください💦)。
門馬のおっちゃんはまぁ、直の師匠であり、師匠もなんだかんだ、日香チュンを通じて自分の名前や著作が新しい読者に伝わったら、絶対に嬉しいと思うので、おっちゃんのほうはいいとしてですけど、日香チョンは自分が小説家だから、権利関係ちゃんとしないのはすごくイヤなんです💦 なので、Lvy Gold stein Jacobson さんの権利関係の方。もしこのブログ記事を見られましたらメールをください。すぐに菓子折り持ってご挨拶に行きます☆彡
(海外の場合はメール)
でもまぁ、これをねぇ、今から50年、60年も前に、我が師匠門馬寛明が、手書きのペンでノートに和訳していった、というのは、すごいことですよ。。。100冊近い占星術書を手書きで翻訳したんですからこのおっちゃんは😿 なのでもしか、おっちゃん版元さんに無断でやってた可能性ありますけど💦 それは弟子の日香チャンお詫びするんで💦 Lvy Gold stein Jacobson 先生のご関係者の方、連絡待ってまぁぁす(※STAP細胞はありまぁぁすの発声で)。
ぜひ酒井日香の「占星術初心者講座」。次回は26年1月から1年間スタートですけれども、受講して、この門馬寛明 訳:Lvy Gold stein Jacobson のガリ版刷りJPEGデータをゲットしてください☆彡 そして明暗塾名物「達筆すぎて読めない門馬寛明の手書き翻訳ノートの鬼気迫る執念のすごさ」を感じて欲しいです。門馬さんはなぜここまでしたのか。。。その執念の源はなんだったのか。。。これがのちの、音響工学占星術「超次元占星術®」への伏線になっていますからね。講座の募集お待ちしています♡ 1年間でおよそ2万6千円程度の受講料で、月に1回。ZOOMです。お申込みは酒井日香直通メール gouhara_satoru@yahoo.co.jp に、件名を「26年初心者講座」として、あなたのお名前書いて送ってね♡ 折り返し入金先を知らせますわよー☆彡
・・・・・・って、人の書評に自分の講座の告知をブッこんですみません💦 いやなんか、話の流れが絶妙やってん😿つい💦
ただ、このJPEGデータとして頒布している資料は、古典占星術のためにLvy Gold stein Jacobson さんが書き下ろしたものなので、完全初心者/初学者には難しいかもね💦 仕方ねぇ、あとは日香チュンの口頭おしゃべり漫談授業でさわりの部分を覚えてもらうだか。。。
実は門馬寛明が1950年代に自主製作した占星学入門書「占星学 THE STANDARD WORK 全三巻」で、初心者講座やれたらよかってんけども・・・💦
すまん💦 明暗塾の塾生しか入手できなかったんだよこの本💦 わたしも明暗塾に入って門馬さんから直接頒布してもろてんこの本💦 でもこれ、初心者入門としては最&高で、これを復刻したい気持ちが日に日に高まるんですが……。でもそうしたら、門馬先生のご家族の許可を得なくては💦 明暗塾の中でももっとも面汚しの、全弟子中ワーストクズの日香チュンがそんなことをやるのは許されるのかしら💦 もしメルカリで出てるのをみっけたらどんなに高くても買う価値ありです。というわけで、何がいいたいのかというと、実は「初心者講座受講生用の、ちょうどいい教科書に案外わたしは困っていた」ということなんですねぇ。。。
“初心者” ってどっからや💦
そうなんです。。。「占星術の “初心者” ってなんやねん💦」という問題もあるんですのよ奥さま。。。どっから教えるぅ???💦💦 何から教えるぅぅ?? 💦💦 という。。。
だってね、自分のときは、門馬さんの明暗塾に入るときには占星術オタク暦がその時点で相当長かったですからね💦 わたしの占星術歴はなんだかんだ、小学4年生のときに読んだ五島勉「ノストラダムスの大予言シリーズ」からですから ^^;; 中学のときにはマイバースデイにハマり、星座マークもホロスコープの作り方も息をするよーに出来ててなお、理解できずに明暗塾へ入ったわけですから💦 まさか「星座マークも覚えてない初心者さん」がおられる、ということを、あんまり想定してなかったんです ^^;; そんで初心者講座がいざ始まると、日香チュンは、「すみません酒井先生、マークも惑星も実はなんのことだかわからないんです💦」という告白をしてくださる方がけっこうおられるのを知りました。
それは日香チュンが悪い💦 うん💦 つい自分の占星術暦があまりに長すぎて、「始めてこれに参入する方」の、みずみずしい不安感とか、最初の何もかもがよくわかんない感じとか、そういうのをつい見落としてしまうのでした💦
そうなると、やっぱり、ワークブックのように、書き込み式で、星座マークとか、惑星マークぐらいは、マイペースに覚えられる……。そんな教科書が必要かもな、と、思うのですよ。
そんなとき、不意にXに流れてきた「あなたのための占星術」
ウルアンナ鳳宮先生に、アメリカの占星術家さんのことで連絡を取ったよ、という話はこのNOTEの記事に書きました。→ウルアンナ鳳宮先生との出会い|酒井日香
それと時期が前後しますが、ご連絡差し上げるちょっと前ですかね。。。X(旧twitter)で、いろいろな占星術系アカウントさんの投稿を見ていたら、偶然、あるユーザーさんが「あなたのための占星術」という、こちらの本がとてもわかりやすかった! と、絶賛コメントしているのを見かけました。
↓ ↓ ↓
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これぞ占星術の「最初の本決定版!」 という本でした☆彡
それでさっそく、ウルアンナ鳳宮先生に連絡を取らせていただきまして、初めてスカイプを通じてお会いさせていただきましたときに、この本も購入させていただいたのです☆彡
そうしたら、わたしもちょっとここまでの占星術ワークブックは見たことがないくらい、本当に、一通りのことをこの1冊で駆け抜けられる作りになっていて、ワークを書き込むうちに占星術の考え方、ベーシックな、いちおう暗記しておくといいかもねぇ、という知識が、だいたい網羅できる本です。
一般的な「占星術入門」は、最近でこそ、全三巻とか、全四巻とかでまとまって体系だてられた、ネイタル分析からプログレス、ディレクション、トランジット、シナストリー、コンポジットチャートなどなどを「全巻揃えれば」学べるものもありますが、それを「1冊」にまとめている本書は、すごいことであります。なぜなら初心者は、だいたい巻数を分けてしまうと、最初に「ネイタル編」を読み、だいたいそこで終わるからです^^;;
ちょっとネイタル読み占星術が物足りなくなってくると、「じゃあ2巻、3巻買ってみるかぁ」となるんですが……。そこまで行くのはだいたい第一巻を買った人のうちどれくらいなんだろうかうーむ💦
わたしが占星術、おもしろい! と思ったのは、Ebertin からですけど、トランジットがこれほど当たるのか! というのを45度ダイヤルで目の当たりにしたときですね💦 あーウソじゃないんだ💦 事故の日付までピッタリ💦 大事件みんなことごとく星の運行通りなんだというのを、門馬寛明に教えられて始めて、占星術が「物理学かも知れない」と真剣に思うようになりました💦 一番忘れられないのが明暗塾に行きながら占いライターをして、電話占い師もやっていた30歳のとき。
その日トランジットの土星が、わたしのネイタルの太陽にぴったり接近一度に入り、トランジットの太陽と水星がさらにわたしのネイタルの太陽を通り、火星も超変換表で、わたしのネイタルの土星と正確なアスペクトを取っていました。
門馬さんの手ほどきで恐ろしいほどトランジットが当たるのは目の当たりにしていましたが、その日はいつも通りの平日で、体調も問題ないし、何かが起こるとは到底信じられませんでした。門馬式のヤバい占星術とは言え、おっちゃんの教えも完璧ではないのだろう、と、夜になる頃にはすっかり「今日のヤバいトランジット」を忘れていたのですが——。
でも、その日の夜。高校の同級生で大親友だった友達がなんと、30歳の若さで急死した知らせが舞い込んできたのです——。Ebertinの教科書を見ると「訃報」と書かれていました。
占星術は未知の物理学なのでは?? と疑い始めたのは、まさに明暗塾に入って門馬に習って、それが本当だ! と理解できてからです……。
占星術師として大成長できるかどうかは、指導者次第。どうせ本だけの独学では理解できません。だったらそのつもりで一気に駆け抜けるのもアリ。この本はその最良かも
そうなのです。指導者と出会わずしてマスターできるような、そんななまっちょろい学問ではないのですアストロロジーは💦
なので、あなたがもし本当にプロになりたいとか、海外の占星術もちゃんと勉強してみたいとか、おカネ稼げるほどの人になりたいと思うのなら、書籍「だけ」の独学ではぜーーーーーったい無理です ^^;; アメリカやヨーロッパで一目置かれている先生方はみんな、独学ではなくてサークルや学会に所属して常に知識や考え方をアップデートしています。個人でやっているように見えても、ちゃんと学会などで切磋琢磨しているし、欧米には占星術学校同士がカンファレンスをしたりして、占星術コンサルティングのプロを養成しようという意識が高いですから、そもそも独学で「プロ」などと名乗ったら失笑されます ^^;;
でも日本の占星術教育プログラムと、占星術の土壌は本当にいい加減でございまして💦 ちょろっと入門書を2~3冊読んだらもうマスターした気分になり、すぐに数千円の講座を開いて、自分が占えもしないのにそれを情弱に教えたがる……💦 占い館の社長とかにも、わたし、けっこう説教するんですが💦 占い館の経営者は占い師を「タレント」として見ているだけなので、「タレント」として人気があるかどうかだけしか気にしていません💦 その占い師の占星術が研究者レベルなのか、師範代と呼べるほどのレベルなのかなんて、ぜんぜん最初から気にしてない。こじつけ無根拠霊感占いの、タロットの亜種、こじつけ霊感カード占いの延長としか占星術を理解していませんから、「〇先生の本を読んでお勉強しました(ドヤぁ)」という、しょーもないのに占星術やらせますからね💦 なめてんのかと💦
だから、この本「だけ」を読んでプロになれるとか、占星術のすべてがわかるということはないし、ウルアンナ先生だって酒井日香チャンだって、まだまだ未完成なのです。永遠に占星術のなんたるかを理解できた! なんて日は来ないのです。でもそれをわかることが「最低限のプロ」ではないかと思うし、自分たちはまだまだだ、と思うから、ウルアンナ先生も海外の情報を求めたり、学びに行ったりされるのですし、日香チャンもそうですね💦 最近は占星術を理解するために数学までやり始めてますからね💦 デビッド・コクランさんとそのお仲間のリンダさんから学ばせていただいているのも、未完成だからでござーすよ☆彡
でも、この本はとても使えます。そして、わたしが今初心者講座でお教えしている「自分でキーワードを解釈する」ということを徹底しています。
占星術にはある種の「決断力」が必要なんです。自分の星座はもう「こう解釈しよう」「この解釈で合ってる、としよう」「えいやっ!! うん!! そうなんだ!! これでいいんだということにしてしまえ!!」と、決断する力ですね。これが本当に大切です。そうして、ある程度のところで「解釈はこれでいいと決定」させなければ、永遠にさまよい続けることになります。占星術ジプシーがあまりにも多いのは「自分で解釈を決めきる」勇気と度胸と、思い切りのよさがないからです。
「占星術」というのは、実は簡単なようでいてとーーーっても難しいのです💦 リーディングはいつまでどこまで勉強しても「完璧に今日は読めたぞ!」なんてこと自体があり得ません💦 プロだってやっぱり「そういう意味ってことで、落とそう!」「結論しよう!」と、勇気でそう断じているだけなんです💦 そしてその断じる作業が、往々にして誤っていたということは毎日毎日自己嫌悪になるくらい起こります💦
わたしの占星術歴は、門馬に入門してからは26~27年、その前の独学時代からカウントすると、恐ろしいことにもう42年ですか💦 怖い怖い💦
それだけやっていても、お客様との鑑定が終わった時、「今日は完璧にチャートを読めたな」なんて思うことは一度もありません😿 5,000人ほどもこれまでプロとして鑑定してきましたが、自分のリーディングに満足できたことはただの一度もないです💦 つまり占星術にはそもそも「終わり」なんてないのですよ💦
このウルアンナ先生が訳された大著は、「自分で解釈をひとまず書いてみて、それでよし、とひとまず断じる勇気」を体で覚えていく作業を、たくさん教えてくれるワークだと思います。合間合間にデメトラ・ジョージさんや、ダグラス・ブロックさんが占星術の構造や、考え方、歴史的背景なども要点ごとにまとめてくれてあり、この本自分の占星術初心者講座で使いたいなぁと思ったので、ウルアンナ先生の許可が取れたら教科書として正式に使わせていただくかも。。。 でもお値段2800円だから高くないし、勉強しやすいと思いました☆彡
(終わり)