【江東区】低所得妊婦へ初回受診助成~妊娠から産後まで各種サービスも紹介~
みなさん、こんにちは!
看護師・助産師・一児の母で江東区議会議員の酒井なつみです。
江東区議会では、まもなく9月議会がスタートします。
区議会議員にはさまざまな議案の資料が配布されました。
#補正予算 #決算 審査もあり、いわゆる繁忙期となりますが、並行して、 区政に関する情報発信も活発に行いますので、ぜひチェックしてくださいね✨
今日のお知らせは、低所得の妊婦さんに対して初回産科受診料を助成するサービスが補正予算に盛り込まれたことです!
そのほか、妊娠中から産後まで江東区で使えるサービスを多数ご紹介!
ぜひチェックしてください。
低所得の妊婦へ公費補助がない初回受診を助成
低所得の妊婦さんについて、経済的負担の軽減を図るとともに、状況を継続的に把握し必要な支援につなげるため、妊娠の診断を受けるための初回の産科受診料の一部、または全部を助成します。(上限1万円)
一部の自治体ではいち早く開始している本事業。
健康保険が適用される病気やけがと異なり、妊娠は原則自己負担。
妊娠届を提出した後の妊婦健診は公費補助を受けられますが、提出前は対象にならないため、女性が初回の受診をためらって必要な支援を受けられない恐れのあることが課題となっています。
国の母子保健対策事業であり、今後は予算可決後、区の準備が整い次第、受付を開始します。
徐々に力が入ってきた母子保健対策
江東区では国の方針に沿って、昨年より妊娠初期から子育てまで保健師らが切れ目無く相談に応じる「伴走型支援」と、妊娠・出産時に計10万円相当を給付する「出産・子育て応援交付金」制度を新設しました。
また、東京都の予算を活用し、妊娠中にゆりかご面談を受けた妊婦さんへ
プレゼント(こども商品券1万円分)をお渡ししています。
そして、今年4月以降は出産育児一時金が42万円から8万円増額し、50万円となりました。(出生児おひとりにつき50万円支給。妊娠85日以上であれば、死産・流産された場合でも支給。)
更には、東京都では、子育て支援サービスや育児用品等を提供する東京都出産応援事業を実施しており、乳児1人当たり10万円相当のポイントとして使用できるギフトカードを配布しています。(申請不要)
令和5年度より、2歳を迎えるお子様を育てるご家庭に対するバースデーサポート事業を開始。2歳を迎えるお子様の出生順位に応じてこども商品券を配布しています。(申請不要ですが、送られてくるアンケートへ回答が必要)
第一子の場合 10,000円分
第二子の場合 20,000円分
第三子以降の場合 30,000円分
おわりに
充実した経済支援とともに、さまざまな機会を通じて相談支援を一体的に行うことで、妊娠中から産後までの状況を継続的に把握し、必要な支援につなげていきやすくなっています。
実際、江東区では子育て中に使える各種サービスの利用も増えてきていることを実感しています。
妊娠中からの切れ目なく支援が受けられる江東区を目指していきましょう!
困ったときは頼っていい。無理せずお互い様に助け合って社会で子育てしていきましょう。
今回の低所得の妊婦さんへの初回産科受診助成以外にも、妊婦さんを経済的に支援する制度があります。
助成の対象になるか迷った場合も、まずはお気軽に区へご相談ください。
(私もサポートします!)
今回の事業に関する内容はまだ明らかにされていませんので、後日区のホームページをご参照ください。
こちらの投稿でも続報しますので、フォローのうえぜひチェックしてください。
【2023.10.27追記】
9月27日に予算審査を行い全員賛成による可決。(委員長として委員会進行を行いました)
10月25日の区議会最終本会議にて採決し、本予算は賛成多数で可決しました。
関係者のみなさんによい報告ができ、ホッとします。
ご要望・ご意見など、みなさんの声をお寄せください。
〇オフィシャルLINE ID: @sakai.n
〇webサイト