江東区へ「両親学級と母乳教室」について聞きました!
みなさん、こんにちは!
看護師・助産師・一児の母で
がん・不妊治療経験者
江東区議会議員の酒井なつみです。
江東区の9月議会の取り組みを、順にご報告します!
質問の様子は、インターネットでも公開されており動画でもご覧いただけます。リンクをクリック ↓
今回のテーマ
今回は「両親学級と母乳教室について」です。
はじめに
江東区では、妊娠・出産を控えたカップルへの産前教育として、両親学級を実施しています。
平日版は3回(産前2回、産後1回)・4か所の区内保健相談所にて。
休日版は1回のみ・区内5か所の文化センターにて順を追って実施しています。
サービスの詳細はこちらをご参照ください。
また、保健相談所4か所にて母乳教室も行われています。
「母乳で育てたい」、「母乳が出にくい」など乳房のトラブルや卒乳などの相談を助産師が行うものです。
両親学級に関する課題と要望
①休日版について
定員を超えるカップルからの応募があり、抽選制となっています。対面の講座の倍率は2倍と聞いており課題の認識を持っています。
両親学級は、コロナ前までは病院でも行われてきましたが、調査した産科医療機関4施設中、3施設が中止または動画視聴となっており、再開予定がないとも聞いています。
そのため対面での受講を希望する区民にとって、本区の両親学級は貴重な学ぶ場となっています。また、共働き世帯の増加からも休日の受講ニーズが高まっていると考えられます。
→サービス量を拡充することや、内容についても平日版のように充実させるべきと求めました。
②平日版について
こちらは空きがあり、1回あたり平均参加者は約6名となっています。供給量は十分すぎるものの深川南部保健相談所だけ予約制になっています。
確認したところ、希望する方は受けられる状況とのことでした。
→区民の利便性向上のため深川南部保健相談所も予約不要で受講できるよう求めました。
母乳教室に関する課題と要望
母乳教室は年間48回実施され328名(平均6.8名/回)が参加しています。
ホームページをみますと、区民への周知が全くされておらず、課題だと認識しています。
区民への案内方法は両親学級、新生児訪問指導、乳幼児健診実施時に周知しているそうです。
→ホームページでも案内するよう求めました。
おわりに
区内の医療機関の状況と、事業内容や申込み状況から、上記のような課題提起・要望を行うことができました。
少し話は逸れますが、コロナの影響で、医療機関・福祉施設などではサービスや面会が止まってしまったり、再開の目処がたっていないことには危機感を抱いています。
正常に戻ることを祈ってやみませんし、利用する私達も声を上げていきたいと思います。
行政においても、前例主義で処理していると感じることが散見されます。
変えていくことは容易くないですが、くじけず頑張ります。
引き続き声をお寄せください。
〇オフィシャルLINE
https://lin.ee/Nq1amV7
ID: @sakai.n
〇webサイト
http://sakainatsumi.com/
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