小説新人賞の問題点 このままだと小説は衰退します
小説が、売れなくなっています。
特に、新人の作品は売れません。新人賞受賞の看板があっても、売れません
でも、中には新人で爆発的に売れた小説もあります。
逢坂冬馬さんの同志少女よ、敵を撃て です
売上はなんと50万部
小説で50万は、大ベストセラーと言っていい数字だと思います。
では、なぜ、この小説は、こんなに売れたのでしょうか。
正解は、ウクライナ戦争
つまり、時事ネタだったからです。
時事ネタを取り扱うと、たくさんの人が見てくれるのは、YouTubeでもXでも同じだと思いますが……
小説というメディアは、時事ネタにめっぽう弱い
小説には、原稿執筆、編集、校正、表紙作成、印刷から流通まで、たくさんの工程を踏む必要があります。
期間は、最低でも、3ヶ月はかかるんじゃないでしょうか
YouTubeで3ヶ月も前のことを話していたら、誰もみてくれません
しかもこれは、すでにプロになっている人の話。
新人の場合、これにプラスして、新人賞の選考期間も入ってきます
賞にもよりますけど、大体平均すると、半年ぐらいじゃないでしょうか。
しかも、新人賞のルールで、一度に応募できる賞の数は一つだけ。つまり、一点買いしかできない。
それに加えて、新人だと、先ほどの作業に、より時間がかかりますから、賞に応募してから発売まで、一年以上かかるなんてこともザラです。
そんなに遅いと、社会も別の話題に移ってしまいます。
特に昨今は、AIなどの新しい技術の進歩が凄まじく早く、書いた小説が本屋に並ぶ頃には、小説内の重要な場面が、今はそれないよね、ってなることは今後増えてくると思います。
では、去年一昨年、一番話題になった時事ネタはなんでしょうか。
イーロンマスクのツイッター買収でしょう
去年はツイッターの名前がXに変わったり、収益化の影響でリプライにインプレッション数稼ぎのゾンビが大量に湧くようになったりと、ツイッターユーザーにとっては激動の一年だったと思います。
そんな、ツイッター買収をテーマにした小説があったら
どうでしょう。絶対に売れると思いませんか。
なんと、そんな小説が、あるんです
ツイッター買収ミステリー
イーロンマスクではなく、別の人物がツイッターを買収していたらという、総文字数45万字の大長編どんでん返しミステリー
正直、これを書いている途中、ニヤニヤが止まりませんでしたよ。
なぜって?
イーロンマスクがしている改革が、この作品、をどんどん面白くしてくれているからですよ。
普段からミステリーをかなり読んでいる自分から見ても、来年のミステリーランキング全制覇できるんじゃないか、と思うくらい、ミステリーとしても完成度が高くて、おまけに、昨今、世間を一番騒がせている時事ネタを使ったんだから、これは、受賞確実だな、と思い、満を持して、某小説新人賞に応募しました。
落ちました
笑いましたね
ニヤニヤが止まらないとか言っといて、落ちてるんじゃないか、と
いや、でも、明らかにおかしい。
売れるテーマで
どんでん返しあって
ミステリーとしても質も高い
現在のXを風刺したカタルシスもしっかりある。
正直落ちる要素ないんじゃないか
一つだけ短所があるとすれば……
序盤が退屈
ひょっとして、これかな……
小説新人賞に応募したことある方ならわかると思うのですが、小説の新人賞はどんなにすごい作品でも下読み次第では一次落ちすることが、あるんですよね。
しかも一人にしか読まれない。
そして、最初が面白くなければ、最後まで読まれない可能性もある
最後まで読まれなかったのかな……
まあでも、すごい作品は、絶対いつか日の目を見るはず。だからどんどん書いてけ
って、言う人もいますよね。
そこでさっきの話です
時事ネタ
賞に応募してから発売まで、一年以上かかる
社会の変化が凄まじく早い
二重投稿禁止
その上、文字数が多すぎて、応募できる新人賞に限りがある。
詰みました
今の小説新人賞の仕組みだと、読まれるべき作品が、読まれるべきタイミングで読まれない可能性が出てきます。
二重投稿をOKにするとか。応募者全員に選評を出すとか。
セーフティーネットが欲しいです。
まあ無理でしょうけど
じゃあ、お前その小説どうするんだ。
まだどんな話かすら聞いてないんだぞ。
お前が応募した新人賞は、どこか教えろよ
気になりすぎて、インプレゾンビ退治したくなてきた。
そんな方
安心してください
今すぐ読めます
イーロンマスクではなく、別の人物がツイッターを買収していたらという、総文字数45万字の大長編どんでん返しミステリー、とだけ説明しましたが、
実はこの、ツイッター買収ミステリー
三つの長編からなる、シリーズものなんです。
そして、それぞれにちゃんと、ミステリーとしての解決編があります。
最初は、1作品だけのつもりだったんですよね
書いているうちに続編が思い浮かんできて、こんな長さに
一冊一冊の長さは、本屋さんで売っている長編小説とほとんど変わりません。
しかも、本屋さんでは買えない、Xならではの驚きがあなたを待っています。
そして、私が落選した、その新人賞がどこなのかも、作品を読めばわかるようになっています。
もしも、読者さんに、新人賞に応募されている方がいらっしゃいましたら、参考にはなると思います。
どんな作品か、気になりますよね。
あらすじを見た瞬間。読みたくなること間違いありません
まずは、シリーズ第一弾、タイトルは
#猫をさらった犯人を探しています
ツイッター買収と、猫窃盗事件、全く関係なさそうな二つがどう関わってくるのか……
続いて、シリーズ第二弾
#大企業落ちた日本死ね
これを読んで恐怖する人もいれば、そうじゃない人もいるかもしれません。
まあ、でも、自業自得ですけどね
あとがきのSNS運勢も、即興で書いたのですが、それなりに楽しんでもらえると思います。
そして、ついに、シリーズ第三弾、にして、シリーズ最高傑作
その名も……
#回転寿司を救い隊
あなた、伏線だったんだ、の、あなたとは誰なのか
あの一行には、読んだ全員が騙されること間違いなし
シリーズ作品なので、順番に読んでいただく必要があります。
あらすじと、キャッチコピーには、特に力を入れました
こんな面白そうなあらすじを書ける人の作品が、つまらないわけがない
そんな、2024年現在、一番読まれるべき作品。おいくらなのか
Kindle Unlimited で読み放題
なんと!、サブスクで読める。
すでに、入っている人は、無料で三冊分楽しめる。
なろう、カクヨムじゃないんかーい、って思われた方、すいません。
でも、980円払わせて、損はさせません。
(あ、別に、買ってくれてもいいんですけどね)
細かいところはさておき、カタルシスの大きさには、自信しかありません。
特に回転寿司のラスト
そんな、#回転寿司を救い隊
なんと、ちょっとだけ、試し読みできます
猫さらと大企業をまだ読んでない方でも、問題ありません。
こちらから、ぜひ
下にリンク貼っておきます(値段書いてありますが、ちゃんと読み放題で読めますので安心してください)