[調査メモ]理工系の論文・文献を検索できるWebサイト 2023 (日本語/英語)
こんにちは!こちらは2年ちょっと前に書いた
下記記事のアップデートです。
上記記事の導入部では
リストはメンテナンスが大事です
と書きました。
まず単純に言って、Webサービスはサービス終了する可能性もあるし
サービス名が変わる場合もあります。
それだけではなく、論文・文献検索の世界では
どんどん新しいサービスが誕生します。
今だとやっぱり、AIを組み合わせたサービスがトレンドになっている感じがありますね!
なので・・・時間が経つにつれて「使い勝手が良くて・ずっと使っているサイト」が必ずしも「効果的に調査ができて、ベストな選択」ではなくなったりするんだよねぇ、って思います。
ということで本文
です。以前の記事と同様、リンク集です。
解説などは特に加えませんが、日本語/英語や 無料/有料 のカテゴリー分けをいたします。目次機能から気になる所に飛んでご利用ください。
■理工系論文を探すサイト(日本語編/JA)
日本語インタフェースのものは「日本語」に入れました。
J-GLOBALは、外国語論文も収録しています。
※日本語編は2021年版と同じです。
J-GLOBAL(JA)
科学技術論文に特化しているデータベースです
CiNii Articles(JA)
J-GLOBALと似てるんですが、人文系の論文も多く収録されてます
J-STAGE (JA)
■ 理工系論文を探すサイト(英語編/EN)
インタフェースが英語のサイトはこちらに入れました。
(Google Scholarは、日本語論文も収録しています)
無料のサイト/分野横断的(分野を問わない)
SEMANTIC SCHOLAR (EN)
Google Scholar (EN)
LENS.org (EN)
知財業界では「無料の特許DB」の印象が強そうなLENSですが
Scholarly Works から論文も探せます
無料のサイト/化合物やライフサイエンス
PubMed (EN)
医学論文ならここ!という存在
PubChem (EN)
個人的には化合物を起点に調査する時 よく利用します
流行のAI系論文探索
論文の分野や相互関係をビジュアル表示するタイプはここ。
従来は表示に引用/被引用データが使われてきたんですが
最近は「引用関係がなくても内容が近いとAIが判定すれば紐付ける」タイプのサービスが増えている印象です
CONNECTED PAPERS (EN)
OPEN KNOWLEDGE MAPS (EN)
https://openknowledgemaps.org/
Research Rabbit (EN)
その他いろいろ(「部分的に有料」もここに分類)
Dimensions (EN)
ChemSpider (EN)
サイト名通り化学に特化してます
■有料のサイト(論文のPDF等を入手したい時)
仕事で論文PDF入手をする時に利用してます。
Science Direct (エルゼビア)(EN)
https://www.sciencedirect.com/
Wiley (EN)
大英図書館オンデマンド(EN)
おわりに
論文検索の世界でもAI大人気!です。
ここ数年でいろいろなサイトが一気に増えた印象です。
今回の記事は自分のブックマークから出してみたのですが
更に何年か経つと「ずっとよく使っている」とか
「あまり使わなくなったな・・・」
はたまた「買収されて有料化された!」とか「消えちゃった!」とか?😅
データベースの世界って色々な事が起こりがちですね
(データベースに限らないですが)
これからも面倒がらずに
情報更新を図っていきたいものです!