Espacenetで予想外のノイズを乗せないための検索術
お疲れさまです!特許調査の仕事をしてます、酒井といいます。
今日の記事は・・・
・NOTEにアニメーションGIFを貼ってみるテスト 兼
・欧州特許庁のデータベース、EspacenetのUIをほめ称える記事
がメインです。読まなくても大丈夫です。
GIFだけ見てやってください。(え)
※「ノイズを乗せない術」が気になる方は、後半を読んでみてください
Espacenetの入口は下記▽です。
Espacenet のUIのはなし
公報読んだり、パテントファミリー確認したりに使うEspacenet。
こんな感じ▽の入力欄だけでも使えるのですが
「いつも上記の状態で使ってたな」という方。
もしよかったら、次の機会に
入力欄のすぐ下に見える Advanced search のボタン、
ON(緑色)にしてみてください。(下図の状態)
それで・・・
右側に入力欄が出てくるのですが
上の入力欄(縁が水色になってます)から
会社名や特許分類、年代などを入れると、
右の入力欄が変化します。(GIF貼ってみたの、ここですw)
簡易入力 = 自動認識で検索される
たとえば 先頭大文字+後続小文字 (例:Intel)と入れると
「一般的な単語か固有名詞的」だと自動認識されて
All text fields or names で検索されます。(ここで認識された項目は、後から自分で編集もできます)
同様に4~8桁の数字を入れると、日付として自動認識です。
そしてこちらはパッと見、上の例とよく似てるのですが
右側の入力欄から単語を入れてます。
右側に入れると、先ほどとは逆で
上の入力欄にコマンドが反映されていくんですよー(こちらもGIFです)
このUI、何気にすごくないですかーー!?!??
(え・・・別にすごくない・・・?(しょぼん))
Espacenetで予想外のノイズを乗せないための検索術
Espacenetの簡易入力欄、お手軽に使えるのですが
たまに予想外のノイズが乗ります。
最近、実際に遭遇したのが
Ajinomoto、と入力した場合です。
自動認識でAll text fields or names扱いになるわけですが
これだと、ものすごくノイズが乗るのです。
なぜかなー?と思ったら、最近「世界中でこれが足りなーーい!」と話題の
Ajinomoto Build-up Film。
明細書本文中の語句でたくさんヒットするのでした。
ABFフィルム抜きで、
出願人=味の素 を検索したいときは、コマンドPA
または、検索項目Applicantsを使うと
ノイズが乗らなくて済みますよ★
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