検索エンジン/AIチャットボットと「質問文」
こんにちは! 特許調査の仕事をしてます、酒井と申します。
久しぶりの更新ですが、特許の話題ではなくてごめんなさい。
最近「ChatGPIをうまく使うには発想力も必要だな」と思ってます、
という話を書きます。
何かと話題のChatGPI、それから Purplexity。
先日、初めて使った時は
「何やら頭のいい検索エンジン」
というイメージで使っていたのですが、
次第に「今までの検索エンジンの延長線上とは何か違う感じ」
「今まで以上に『質問文を作る力』と『正解・妥当解を選択する力』が求められるんじゃないかな」と感じるようになりました。
まず「今までの検索エンジンとは何か違う」と感じた例を挙げてみますね。
ChatGPIを使った例です。
まずは、検索エンジンっぽく訊いてみた質問文
「片頭痛に関連するトピックを教えてください」
この時はトピックを網羅的に、かつ箇条書きで挙げてくれて
普通に「なるほど、便利ねぇー」という印象だったのですが・・・
次のは「これ、今までの検索エンジンと何か違うんだ」と感じた例です。
Excel上にあるテキストを機械翻訳できたらいいのにな、と思いまして
と、手順を教えてくれたのですが
「大量のテキストを翻訳する場合にはあまり適していないかも」と言うので
「マクロを作ってください」と頼んでみたところ・・・
(途中省略)
動作検証はまだ行っていないのですが
目の前ですらすらとマクロを書いてくれましたよ!
これに対して、同様の事柄をGoogleに訊いたとしたら、
だいたいこういう感じ↓になりますものね。
チャットボットAIが話題になっているのは、
「そこそこ幅広いジャンルで、すぐに使えそうな情報」を
見せてくれるからなのかも、と思いました。
また、有用な情報を聞き出すには「質問文」も重要そうですよね!
色々な使い方を模索中ではありますが、
最近最も多用しているのは「検索に使う関連語探し」です。
検索に使う関連語探し
〇〇に関連する表現を教えてください、と訊きます。
英単語の時は「説明は日本語でお願いします」と添えると、初めて見る単語でも楽々です。
同義語/類義語も聞けます
「同義語類義語、もっとないですか?」と聞いてみます
偏頭痛の薬・・・ということで
製品名とメーカーのリストも訊いてみました。
ちゃんと、表にまとめて教えてくれますよ。
ベンチャー企業や大学発の技術、という可能性を考えると
販売元=開発元、と断言できない場合もあるかもしれませんが
それでも、発売年/販売元/有効成分 のリストがあるとないとでは
特許調査のはかどり方が違ってきそうです。
他には、
「何となく探しにくそうな物事の”検索キーワードを聞く”」のも
よく使います。
検索キーワードをチャットボットに聞く
下図のように「英語だとどうやってググるのがいいかな?」と聞くのは、
割とよくやります。英単語がわからない/思い出せない時に、Google翻訳で単語を訳す一手間も含めて、ChatGPIにまるっとやってもらう感じです。
例)黄斑変性症の発症数推移を知りたい。
従来だと
1) [黄斑変性症 発症数 or 患者数 推移] みたいに日本語で考えて、
2)Google翻訳にかけて
3)Googleで検索、という手順を、
1)2)まとめてChatGPIに頼む、というイメージです。
AMD、という略語も示してくれるのがありがたいです。
年齢/男女別/国別 の統計が得られました。
他にもAIチャットボットの便利な使い方を見つけたら
noteか、朝配信あたりで紹介しますね!
それでは。
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