遠洋練習航海部隊帰国行事に参列しました
海上自衛隊の5ヶ月にわたる遠洋練習航海の帰国行事に参加するため、晴海埠頭まで行ってきました。
防大などを出てすぐの若い自衛官が、1年間江田島で訓練を受けた後に行う実地訓練です。
現在の幹部の皆さんにとっても、この遠洋練習航海は思い出深いものだったそうで、同期で飲んだときに話が弾むと、必ずこの時の話題になるとか。
今回は、北米、中南米を回って、8ヶ国に寄ったそうで、各現地で交流やセレモニー、そして共同訓練などを行って来たそうです。
こういう活動を海上自衛隊がしているからだと思われますが、本日の行事に参加したメキシコ大使が、控え室でしきりに「海上自衛隊は立派な日本の大使(の役割をしている)」とおっしゃっていたのが大変印象的でした。
今回も、5ヶ月にわたって航海してきた練習艦が停泊している前でセレモニーが行われましたが、ちょうどオリンピックの選手村の真ん前で、今はマンションが建設されている真っ最中です。
マンションに住民が居住するようになると、「ラッパや太鼓の音がうるさい」などのセレモニーに対するクレームが来る可能性があるので、ここではできないかもしれないと、自衛隊の関係者が今から心配されていました。
しかし式典そのものも30分くらいで、音が鳴るのは数分なので、日本のために人生をかけてくれる人たちのための式典を理解していただいて、引き続きここで開催できたらいいな、と強く思いました。
地元自治体やマンションの自治会ができたら、そういうところに説明に行って協力を仰いだ方がいいですよ、とお伝えさせてもらいました。