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四等三角点「松山駅」

OSC2024愛媛参加のために降り立った松山駅にて、最初の目的は駅前の三角点を見ること。おそらく百万にひとりの観光客も目に留めないであろう石が、ひっそりと駅前の茂みに佇んでいるのです。


松山駅を降りてロータリーを右側に回っていきます。左奥に見えるビルに沿って路面電車が90度曲がっていく通りです。目的地はそこに見える浮島。

歌碑がありますが、私の目的はこれではありません。

草むらを覗くと、見えてきましたよ。地理院の白いポールが。もちろんこれは三角点ではありません。


ありました! 四等三角点「松山駅」。
少し欠けていますが、きれいな表面をしています。

標識番号 008 869 が見えます。

この三角点の「松山駅」という名前は、実はJR駅の屋上にある金属標の三角点にも同じ名前がつけられています。別の場所には別の名前を付けるものだと思っていた(名前でユニークになると思っていた)ので、これを知ったときにはちょっと意外な思いでした。
冠字選点番号が刻(20)と刻(A20)という違いがあるので、親子三角点だったりするんですかね(そんな仕組みがあるなんて聞いたことがないけど)。

松山の隠れた観光地でした。


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