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浜坂街歩き~加藤文太郎記念館

2024年9月 FOSS4G山陰Meetup 2024@砂丘 からの帰路、乗換駅の浜坂で1.5時間の乗換時間を確保したので、少々街歩きをしました。

目的地のひとつ(というか多分ジオパークは遠くて行けないので唯一の目的地)は、知人に紹介された「加藤文太郎記念図書館」。こちらも開館時間前であることは分かっていたので、外から見て雰囲気だけでも、と承知で向かいました。

気持ちの良いまっすぐの道を何度か曲がりながら向かいます。消雪パイプがあるのですね。
良さげな坂を下って、小さな川に出ます。

駅から700mくらい歩いてきたらしい。記念館はすぐそこ。

いいですね、この雰囲気。本当はこんなに汗だくになりながら荷物背負ってせこせこと歩くのではなく、身軽でゆったりと歩きたいところです。

このエリア一帯がジオパークとして力を入れているようで、至る所にこういった説明板を見かけます。



そういえばこれって、鳥取砂丘で見たのと同じシリーズだ!(山陰海岸ジオパーク)

加藤文太郎記念図書館に到着。良い天気で良かった(暑かったけど)。写真が映えます。

まだ9時を回ったところ。当然開いていません。

建物の上を見たり下を見たり写真を撮ったりきょろきょろしたりしているうちに「おはようございます」と声をかけてくれた人がいました。図書館の方か学芸員さんか職員さんあたりでしょうか(ちゃんと尋ねなかった。。。)。「まだ開いてないんです、すいません」と声をかけてくれたのに乗じて少々、街のことを伺ったりしました。ありがとうございました。


文太郎記念館を後にして、来た時とは違う道をぐるりと回って駅に戻ります。
歩いていると「源泉塔」というものに出会いました。説明板はあるのですが、浜坂温泉の由来と活用について説明されているのみで、この塔に関して何も分かりませんでした(笑)。


明治44年に掘ったトンネル(桃観トンネル)に由来する煉瓦塀。
西光寺が労働者を平等に弔ったお礼に、トンネルで余ったレンガを持ち寄って作ったとか。入り口付近がトンネルのようなアーチになっているのが特徴的。

更に歩いていると、今から行こうとする方向に加藤文太郎の墓があるとの表示が。これも何かのご縁だろうと、そのまま歩いていると、、、

後から来た、朝のウォーキング中らしき方に声をかけられました。「文太郎の墓、行くんけ?」と私が看板を見て、よし!と歩き出したのをご覧になっていたようです。

お言葉に甘えて案内していただいてびっくり。たくさんのお墓があるいわゆる「普通の墓地」の中のひとつが文太郎さんのお墓でした。これは自力では見つけられない。。声かけてくださった方に感謝です!!
(その後、お墓を出て少し歩いたところに、「文太郎の墓こちら」という看板があって、それは別の入り口から入ってたどり着くルートだったようですが、それとは別の地元の人しか通らない細い道を案内してもらって少し得した気分でした)
お墓には「冬山登山中(略)遭難ス」と刻まれていました。

手を合わせて、誠に勝手ながら自分の道中の安全を祈願しました(そういうの祈願する場所だっけ?と思いながら)。

駅に向かうと、ちょうど乗ってきたポケモン列車が鳥取に向かって帰っていくところでした。


今回歩いたコース。右下の点が集まっているのが浜坂駅。



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