えりも町の北緯42度の碑
OSC2023北海道 に向かい、OSC2023北海道から帰るシリーズ。襟裳岬に向かう途中で、北緯42度の碑を見かけました。 ノーチェックだったので、路肩にこの碑を見つけたときはテンション爆上がりでした。
ここまで、北緯45度(東側・西側)、北緯44度に一番近いセコマ、北緯43度と辿ってきたこともあって、ついに北緯42度まで来たか(っていうかこんなところに42度が通っていたのか)と感慨深い「発見」でした。
因みに概算ですが、地球の周囲約4万キロ。360で割って、1度あたりはだいたい 111km になります。よく走った。
その看板は突然に
あと少しで襟裳岬に着くぞ!とはやる気持ちを抑えながら運転していると、目に入ったのは意味ありげな看板。これは見るべきだとの直感に従い、前後の安全を十分に確認した上で停車。
これぞまさしく、北緯42度地点の碑でした。
手持ちのGPSロガーでは、北緯42度0.342分を示しています。日本測地系の時に作ったのかな?と変換してみても、42.0057度→42.00307度 と、まぁ少し近づきはするけどピッタリというわけではないので、余り正確でない測量に基づいて設置したのか、設置後の数十年の間に襟裳の大地は数百メートル移動したかのどちらかなのでしょう:)
すぐ近くには電子基準点が!
このブログを書くために地図を確認していたら、すぐ近くに電子基準点の地図記号があることに気づきました。興味ある地点ではだいたい、これでもかというくらい様々な角度や画角で広めに写真を撮る私ですが、ここだけは予定外の地点碑に満足してしまって周辺の確認と撮影を怠っていました。
こんな時に役に立つのがドラレコ。つけていて良かった。
ありましたよ、碑のすぐ左側少し小高くなっている場所に電子三角点が。改めて確認するとこんなにはっきり見えているのに、全然見ていなかったのだなぁと、自分の認知能力を面白く思います。
この電子基準点の緯度は 42°00′21″.0901。度分に直すと、42度0.3515分です。私のポータブルGPSの値もそんなに悪くなさそう。