スタート直後 夢日記2024.7.19
自転車ロードレースのスタート直後。
多数の参加者でごちゃごちゃしてゆっくり進むしかないスタート地点から、ようやく少しばらけて、自分のペースで走れるぞ、というタイミングだった。
横を走っている選手が、声をかけてきた。僕の手元を指差しながら、周りの騒がしさに負けないよう大声を張り上げて。
彼の指差す方向をたどっていくと、僕の自転車のブレーキに到達。なんと、いつの間にかレバーが外れているではないか。ワイヤーにぶら下がって揺れている。驚いて、ブレーキ壊れてる!と叫んでしまった。
親切なお隣さんは、それとこれ!と今度は自分の自転車のハンドルに付いている番号札を指し示す。ゼッケンの代わりなのか、周りを見回しても、全車、番号札が取り付けられていた。
付けなければいけないことすら、僕は知らなかった。
スタート直後だったのが幸い、教えてくれた選手に礼を言って、スピードを落としながらコースの端へ移動。そしてスタート地点に引き返した。
所属しているチームのスタッフに、ブレーキの修理を手伝ってもらう。
番号札のことは、ああゴメン忘れてた〜、と呑気な調子で言われた。
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