実家 夢日記2023.5.21
両親と弟が住んでいる家。要するに、実家。
生まれ育って、10年ほど前までは住んでいた家のはずだが、まったく記憶に無く、まるで初めて来たようだ。外に出たいので、玄関を探す。
急な斜面に建っているらしく、平家なのに階段がある。僕は、家の中で一番低い部屋にいた。5段ほどの階段を上ったところに、押し入れとおぼしき引き違いのふすまが。しかし、位置を考えると、ふすまを開けたら外に出られそうだった。
なので、開けてみた。たしかに、押し入れではなかった。しかし、ここから外には出られない。高さ1メートルほどの、石のほこらがあった。その後ろは石積みで塞がっている。
もう少し進むと、寝室だった。家族全員、寝ている。起こさないよう、大きな音を立てないように気をつけなければ、と思ったのも束の間、知らないおじさんが家の中にいたのに驚いて、声を上げてしまった。聞けば、親戚だという。
その後も、怪しい扉を開けたら板で塞いであったり、ドア自体がセメントで固められていたりといったことが続いた。
何度か階段を上って家の中で一番高いところまで来ると、ようやく玄関があった。上半分がすりガラスになっているサッシの引き戸には、カギがかかっていた。
解錠して外に出ると、玄関先を竹ぼうきで掃いている女性が。ちょうど良いので、カギをかけておいてくれるように頼んで、その場を離れた。