独特の風習 夢日記2024.1.29

 どこか分からないが、独特の風習がある地域。
 祭りで、若い夫婦が二人用の棺桶のような箱に入って、みこしのように担ぎ上げられ、村を練り歩くのだ。
 うちの近所の夫婦は、仲が悪いので有名だった。みこしに乗せられる対象年齢なのだが、祭りの真っ最中に、奥さんがひとりでいるのを見かけた。
 一緒には嫌だと言って、箱には旦那だけが入ったのだとか。
 どうぞご内密に、と頼まれた。箱は村をひとまわりして家に戻ってくるので、黙っていれば誰が入っていてもいなくても、分からないのだ。もちろん僕が口外することは無いし、奥さんが気の毒なだけで、この件は終わりである。
 それはそれとして。
 いままでにも、夫婦が揃っていなかったり、配偶者以外の相手と入っていたり、といったことがあったのかもしれないんだなあ、と気付いてしまった。


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