病院から脱出 夢日記2023.11.23

 病院。
 外国人ふたりが入院していた。病気でもないのに院内に留め置かれていたので、収容されている、と言った方が正しいだろうか。どういう事情でこうなったのかは知らない。
 誰に命じられたのか、彼らを病院から脱出させるのが僕の任務だった。
 事前の調査・工作が功を奏し、誰にも見つからず外へ。
 病院の隣は遊園地だったが、もう営業していないようで、観覧車は地上に下ろされ、あちこちで解体工事をしている。
 途中、捨ててあったローラースケートを拝借して、移動が少し楽になった。
 ふと気が付くと、僕はパンツ一丁で、服を着ていなかった。病院に服を置いてきてしまったのだ。ローラースケートに乗ったらやけに風が冷たく感じたが、この格好では当たり前である。
 ゴミ捨て場から、手頃な大きさの布を探して、古代ローマ風に体に巻く。このままでも良さそうなものだが、僕は、どうしても服を取りに戻らなくてはならない、と思い込んでいた。
 外国人ふたりと別れて、病院に戻ることにした。

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