真面目に働いてきたのに 夢日記2023.6.8
勤め先の城。
僕は武士だった。
近頃、城内で良くない話を聞くことが増えた。いわく、城主や側近連中に、弱みを握られた、というのだ。大きな失敗を許す代わりに、とか、借金を帳消しにする代わりに、とか、家族をまるで人質のように、など。いままでは無かったことだ。
そんなことで縛り付けずとも、我々、家来たちは真面目に働いてきたのに。不正をする者もほとんどいない、よそとは比べものにならないくらい健全な藩だったのに。
信頼関係が揺らぐような何かがあったのだろうか、僕が知らないだけで。不穏だ。良くない予感がする。
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