新たな脅威が 夢日記2024.3.5
とある国の王城。
近隣7カ国の王が一堂に会していた。
いろいろあってようやく、一帯に平和が訪れたのだったが、これを維持していくためには、議題に尽きることがない。今回は国王自ら出向いて会談の席についていた。
話し合いが続く中、突然、ひとりの王が椅子をひっくり返して悶絶したと思ったら、がばっと立ち上がって隣の王に襲いかかった。護衛の兵士が取り押さえると、普段の彼とはまったく違う、極低音の声で、理解不能な言語を発した。まるで悪魔が取り憑いたようである。
数名の王が、貴様の仕業か、などと言いながら、ひとりの王に詰め寄った。
その王は必死に弁明しながら、青い顔をしている。といっても、心理的影響で青くなったのではなく、元々の肌の色だった。なぜなら彼は、元悪魔なのである。
なので、悪魔憑きの元凶と疑われるのは仕方ないといえば、そうなのだが、この騒ぎには一切関わっていないことは確かだった。あまりきつく問い詰めては気の毒だ。
せっかく平和になったのに、新たな脅威が迫っているようである。王たちは一丸となって対抗できるのか。