氷の上に解けた水 夢日記2024.9.18
札幌の都心部。
知人と一緒に映画を観る約束があり、劇場へ行く途中だった。現地集合である。
映画館へは車で向かっていた。タクシーだった。乗客として後部座席に座っているのではなく、僕が自分で運転していた。
おそらく2月あたりの極寒期に急に気温が上がった日らしい。凍結路面、つまり氷の上に、解けた水が溜まっている状態。
滑る上に水の抵抗があるという路面状況で、ただでさえ運転しづらいのに加え、乗り慣れない車、しかも経験したことのないタクシーなものだから、具合が悪くなるぐらい緊張していた。
と思ったら、いつの間にか自転車に乗り替えていた。前輪が巻き上げた水しぶきで、服がどろどろになっている。
僕の自転車の隣を、人力車が走っていた。そこに乗っていたのは一緒に映画を観る約束をしていた相手である、超大物俳優、高橋英樹さんだった。ちょうど同じ時間に同じ道を通っていたので、現地に着く前に合流したのだ。
信号待ちで止まったとき車夫が急に手を離したので、勢いよく前のめりになった人力車から、高橋英樹さんが転げ落ちてしまった。