21② 1020年11月 玄灯逝去
前回は玄灯ちゃんの息子、天夏来訪回でした。
今回は後半戦になります。出陣からやって行きましょう。
玄灯ちゃんがついにいなくなってしまったなあ…と悲しくて仕方ありません…。ブンブン刀との相性も良かったため一人でばっさばっさと敵をなぎ倒していましたが、当主として立派に堺栄家を導き支えてくれた子でした。
どマイペースな人材がそろっていた先代・玉魅ちゃんの時代と違って凄くキャラが濃く自己主張の強い世代を背負って引っ張って行ってくれたと思います。心の風の高さから考えると、本当は当主なんて責任がなかったらどこかに飛んで行ってたかもしれないな、などと思うわけです。そんな飛んでいきそうな玄灯ちゃんを繋ぎとめていたのが、心の土が高い緑也や米夏ちゃんであり、玄灯ちゃんと言う風の帰る場所だったのかなと思います。本当にお疲れさまでした。
で、これはここまでの記事を書いてからリアル時間かなり経過後の遺言解釈漫画です。
玄灯ちゃんの遺言、誰も聞いてないかもしれないな、と思いました。
あまりに誰にも何も残さない遺言だったな。
そんな中、唯一残したのが天夏くんへの当主の指輪なんですよね。
玄灯ちゃんが天夏くんを当主に指名することによって天夏くんの「漁師になる」と言う夢は事実上終わりを迎えるわけです。
息子の夢を潰すこと、いくら玄灯ちゃんと言えど思うところなかったわけではないと思います。
そして米夏ちゃん、死に目に立ち会えなかったんじゃあ、ないかなあ……。
米夏ちゃんやほかのみんなが居たら、もう少し話すこともあったんじゃないかとか、そういうことを考えました。
と言うわけで長くなりましたが今回はここまでです。
玄灯ちゃん、本当にお疲れ様でした。
次回からはいよいよ天夏世代の幕開けです。