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プログラミングの基本構文を覚えるだけではシステム開発できない
プログラミング言語の基本構文を覚えるだけじゃ実務では役に立たない。
そんな話をしようと思います。
一度でもシステム開発経験がある人はとても納得のできる話ですよね。
しかし未経験者の中には、『プログラミングを覚える=基本構文を覚える』くらいの認識の人もいるかもです。
プログラミング言語における基本構文の位置付け
プログラミング言語における基本構文とは、おおよそ以下のような内容を指します。
・変数
・配列
・if文
・繰り返し(for文やwhile文)
・関数
「プログラミングを学ぼう」と思い立った人が最初にやるのは確実にこのあたりからですね。
”基本”構文なんていうくらいですから、もちろんかなり重要です。
知らなかったら話にならないし、もちろんシステム開発なんてできるわけもありません。
ただし、基本はどこまでいっても基本。
応用とは違います。
※基本構文について詳しく知りたいという方はこちらの記事も見てみてください。
どう使うかが大事って話
プログラミング言語の基本構文は、数学でいうと足し算、引き算、掛け算、割り算に該当します。
掛け算や割り算ができたからといって、三角形の面積を求めることはできませんよね。
三角形の面積を求めるために(底辺×高さ÷2)という公式があり、これを求めるために掛け算や割り算を使います。
何が言いたいかというと、基本をどう使うかが大事ってことです。
基本構文を覚えたら次のステップは何??
ではプログラミング言語の基本構文を覚えた先に、次は何をすればよいのでしょうか?
人によって若干答えは変わってきそうですが、僕が思う答えはコレです。
・フレームワーク
・開発ツール
を覚えることです。
『フレームワーク』とは、よく使われるコードをひとまとめにして簡単に利用できるようにしてくれているもの
『開発ツール』とは、コードを書くためのツール
です。
また数学で例えると、
フレームワークは、関数電卓にある「1/x」や「log」みたいな機能のこと
開発ツールは、関数電卓自体のこと
って感じですかね。
電卓や、電卓の機能をうまく使うことができれば計算が早くできます。
逆に、電卓の使い方や機能を把握してなければいくら時間をかけても計算はできませんよね。
どの言語をやるにしても、基本的には必ずフレームワークと開発ツールがあります。
これらの使い方をしっかり理解できると、システム開発ができる状態にかなり近づきます。
絶対ではないけどできればあるといいもの
基本構文、フレームワーク、開発ツール、それぞれの理解があればシステム開発する上での前提知識はおおよそ問題ありません。
プラスして、絶対とは言わないけどできればあるといいものも紹介しておきます。
それは、『教えてもらえる環境(人)』です。
独学でも良いっちゃ良いのですが、やはり教えてもらったほうがより早くスキル習得はできます。
もしあなたが現在未経験の状態で、身近に教えてくれる環境や人がいない場合は、プログラミングスクールに通うというのも選択肢のひとつにしてはいかがでしょうか。
例えば大手の『テックアカデミー』では、無料で受講体験ができたりします。
どんな感じで教えてもらえるのか、無料でお試ししてみてください。
全部で30コース程あるので、こちらの記事でまずはどのコースにするか決めるところからスタートしましょう。
それではまた。
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