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2024年ふりかえり TOP10
2024年は「新しい政治プロセス」の始まりを確信する一年となりました。
声をあげれば、政治は変わるし、変えられる。
国民の切実な願いを実現させるため、2025年も全力をつくします。
ご支援をよろしくお願いいたします。
【2024年ふりかえり TOP10】
★第10位 衆議院選挙 自公大敗
10月27日投開票された総選挙では自公が過半数割れするなど、自民党政治に厳しい審判が下されました。
裏金問題の追及の先頭に立った日本共産党は残念ながら8議席に後退。
群馬の小選挙区では自民党が独占しました。
投票率も群馬は全国で2番目に低い49.92%。
「新しいプロセス」の中で、日本共産党の魅力と役割を有権者にどうわかりやすく伝えていけばいいか、SNS対策も含め、今後に生かす取り組みが求められています。
★第9位 ハンセン病「ともに生きる会」会長就任
ハンセン病問題は「しんぶん赤旗」記者時代から、ライフワークとして取り組んできました。
5月に北海道で開催されたハンセン病市民学会に参加。
6月にはハンセン病問題対策協議会統一交渉団による厚労省交渉の傍聴をおこなってきました。
このたび「ハンセン病問題の真の解決をめざし、ともに生きる会」の会長(昨年度まで副会長)を務めることになりました。
熊本地裁の勝利判決から23年余。
最後の一人までの在園保障や差別偏見をなくす取り組みは道半ば。
園の将来構想については始まってもいない感じです。
微力ですが、頑張ります。
☆番外編1 コメ不足・価格高騰
コメが店頭から消えて大騒ぎになりました。
新米が出始めてようやく落ち着きを取り戻しましたが、価格は高騰したまま。
コメの安定供給と流通体制の確立が重要です。
★第8位 県民会館存廃の議論活発に
「利用者の安全のため」として、県は25年4月以降の県民会館の予約を停止し、存廃の判断は山本知事が判断するとしています。
県議会では「専門家や県民の声を聞くように」という請願が全会一致で採択されました。
しかし、県は、県議会にもはからず、誘導尋問的なWEBアンケートを実施するなど、「廃止先にありき」の姿勢を強めています。
県民の「文化の殿堂」を壊していいのか、文化を軽視するのかが問われています。
★第7位 袴田さん再審無罪
一家4人殺害の罪に問われ、死刑が確定した袴田巌さん(88)の再審無罪がついに確定しました。
捜査機関による証拠の捏造なども明らかにされました。
私の大学生時代にすでに話題になっていたので、解決まであまりにも長い時間がかかりすぎです。
再審制度の見直しが急務です。
★第6位 被団協がノーベル平和賞
日本原水爆被害者団体協議会が10月、ノーベル平和賞を受賞しました。
核兵器の「非人道性」を訴え続け、二度と使われてはならないと核廃絶運動の先頭に立ってきたことが評価されました。
「平和を守りたい」「核兵器を世界から一掃したい」というのが、私の日本共産党入党の動機の一つであり、原水爆禁止世界大会や毎年の平和行進にも参加してきたので、喜びもひとしおです。
来年こそ、日本政府は核兵器禁止条約を批准すべきです。
ロシアのウクライナ侵攻とイスラエルのガザ虐殺を一日も早くやめさせたい。
そのためにも戦争反対、核廃絶の声を大きくあげていきましょう。
★第5位 朝鮮人虐殺「藤岡事件」合同慰霊祭
関東大震災時の朝鮮人虐殺から101年。
今年も各地で追悼行事が取り組まれましたが、群馬でも17人が犠牲となった藤岡事件の慰霊祭が9月、虐殺現場近くの成道寺で初めて合同で催されました。
私も来賓として参加し、慰霊碑に向かい哀悼の意を込めて焼香しました。
☆番外編2 現行保険証残せ
マイナ保険証のトラブルが後を絶たず、7割を超える医療機関が存続を求めているにもかかわらず、現行保険証の廃止を強行した自公政権。
この問題で、群馬県保険医協会と民主医療機関連合会が合同記者会見を行いました。
政府は紙の保険証を残せ!マイナ保険証の押し付けをやめよ!
引き続き声をあげましょう。
★第4位 桐生市生活保護問題
桐生市で人権無視の違法な生活保護行政が行われたこと(2023年秋に発覚)に関して、井上英夫・金沢大学名誉教授を団長に全国調査団が結成され、4月に桐生市で集会・シンポジウム、適宜、厚労省や県、市に要請行動を行いました。
「受給者10年で半減」「1日1000円分割支給」「ハンコ1948本保管」など衝撃的な事実が次々と明るみに出ました。
この問題で告発の先頭に立って奮闘してきた反貧困ネットワークの中道宗弘さんが3月に急逝したことは本当に残念です。
県も桐生市に特別監査しましたが、「生活保護は権利」であることを明確にし、再発防止へ向けた取り組みをいっそう強化することが求められます。
★第3位 前橋市長選 小川市長誕生
2月、前橋市長選で、「市民党」をかかげる新人の小川晶市長が、自公推薦の現職の山本龍氏に圧勝。
前橋市政初の女性市長が誕生しました。
民主市政の会(日本共産党や民主団体などで構成)が独自候補を見送り、小川氏を自主支援したことが勝利に大きく貢献しました。
公約にかかげた学校給食費の無償化が6月から中学校で実施されるなど新しい政治のプロセスが始まっています。
同時に行われた市議補選では吉原だいすけさんが健闘しました。
★第2位 朝鮮人追悼碑強制撤去
1月末、県内外の反対の声を無視して、行政代執行で不当にも破壊・撤去されました。
2月の一般質問の中で私は、碑の撤去は歴史修正主義やレイシズムを助長するものだ、強制連行された朝鮮人や遺族の慟哭が聞こえないのかと厳しく批判しました。
県内外から多くの方が傍聴に駆けつけて応援してくれました。
月刊誌「民主文学」及び「議会と自治体」に執筆しましたが、歴史の隠ぺいや偽造を許さないたたかいが今後も引き続き求められています。
★第1位 能登半島 元日に激震襲う
1月1日、震度7の激震が能登半島を襲いました。
4年間、金沢で学生生活を送ったので、私にとっては石川県は第2の故郷でもあります。
2月の県議会一般質問で私は、能登地震を受けて、防災体制の強化などを求めました。
前橋地区委員会として4月22~23日、被災者支援ボランティアに取り組みました。
店橋世津子地区委員長を先頭に、羽咋市にある被災者共同支援センターに募金や食料、生活用品などを届けた後、七尾市の仮設住宅2か所にコメや野菜などを届け、被災者から現状や要望を聞き取りました。
志賀原発の近くまで行きましたが、稼働していたら大変なことになっていたと、そら恐ろしくなりました。
しかし、1年たっても復旧・復興には程遠い状況。
政治の責任は重大です。