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霧島はるか
2022年9月3日 16:44
ガラス玉みたいな君の瞳をえぐりだして飲みこんだ冷たくなってく首筋を冷たい両手で絞め続けた終わらない終わらない吐き気がするくらいにうるさかった蝉の声にみたされた帰り道もう一度あの日からやり直せるかな深夜2時の憂鬱を目をつむってやり過ごそう変わらない教室の黒板に残る君の文字柔らかな思い出を柔らかな舌でころがしたなくならないなくならない息苦しいくらいにうるさかった