SAIKAIが手掛ける1年の振り返り会について/今年の振り返り


ここ最近、コロナ前に会っていた方との再会が増え、数年前の出来事を懐かしむ会話が増えてきた。思い返せばコロナが始まったのはもう3年前の話。
時代の変化に対応するべく目の前のことに全力だった為か、今日という日までの3年間が一瞬の出来事のようだ。気が付けば沢山の人に出会い、時には別れも経験し美しいと思える再会を幾度となく積み重ねてきた。連用日記も19年の月日が経ち今日書く予定の2行目の欄もいよいよ終盤に差し掛かってきた。

SAIKAIの5年日記

そんな2023年も残すところあと3日。

皆さんはどんな1年だっただろうか。
そして皆さんはどんな形でこの1年を振り返っているだろうか。

もし、なんとなく1年を終えている方がいらっしゃれば、SAIKAIで実施している振り返り会の方法をお勧めしたい。
私が長年ずっと実施しており、組織としても一つのサービスとして提供している1年の振り返りの場である。せっかくなので紹介したい。

【対面で実施している振り返り会】
我々は毎年12月になると北海道の小樽に向かい、小樽商科大学が運営しているゲストハウス「順風満帆」という施設に向かい、皆で1年の振り返り会を実施している。
今回も昨年同様、当時インターンをしてくれていた北海道出身の卒業生を始めとする仲間と再会し1年の振り返りをしている。

3年前にインターンをしてくれていた卒業生と

ルールは簡単で、当日までに1年の振り返りシートを作成し準備をする。

これは昨年の自身の振り返りシート

各グループ4人~5人くらいに分かれて、メンバーに向かって30分間、1年の振り返りを発信する。

その内容を聞いた仲間が全員、発信した仲間に対して労いの言葉や質疑応答を繰り返し本人の内省を深める手伝いをする。そのサイクルを一人ひとり交代しながら進めていく。
これだけ。

2022年に実施した時の様子
良い表情笑


やっていることはたったこれだけ。
至ってシンプルなのだが、苦しかったことや嬉しかったことを自己開示すること、そしてそれらを真摯に傾聴し、肯定してくれる環境を作ること。その後、聴き手の様々な角度からの問いに対して発信者が言語化をしていくことで、本人は次第に頭と心がリセットされる。この流れと環境を作り上げることができれば深い内省をすることが可能になり来年のエネルギーになるだろう。

私は1年の終わりに必ず遠出して仲間と再会している。お互いの苦労を分かち合うことで、この会社を創業して良かった、この仲間と出会えて心から良かったと思える瞬間を味わえている。

【振り返り会はオンラインでも】
1年の振り返り会はインターン卒業生や社会人の方をお招きしてオンラインでも行っている。

27日に実施した際の最後の集合写真

様々なキャリアを築いてきた人達同士での振り返りもまた、毎回とてもとても素敵な空間になる。

こうして「再会」をコンセプトに動いている我々は、とてもよい締めくくりで一年のサービスを終える。

振り返り会はできれば対面での参加がオススメだが、人によっては物理的に難しい場合もあるのでそこは最適な形で参加いただきたい。




最後に、2023年最後のnoteになる為、備忘録の意味も込めてこの1年の出来事を記載していこうと思う。無理のない範囲でお付き合いいただきたい。

・この1年で取り組んだこと/前進したこと
‐新しい顧客とのご縁
‐再会し続けられるクライアントとのご縁
‐新しいインターン生である6期生の仲間と過ごす毎日
‐5年日記を高校生への導入
‐新卒採用イベントの開催

それぞれ、詳しく記載していく。

‐新しい顧客とのご縁
今年は新たに年間の顧問契約を結ぶことで、企業の新卒採用の責任者として上流工程の設計に携わるという取り組みを始めた。
経営陣や現場社員へのヒアリングから現状フローの確認、ペルソナと採用フローの可視化、採用担当者の育成、若手社員の年間育成プログラムの可視化等、やりがいだらけの仕事を任せてもらうことができた。

他にも北海道の富良野にある企業とのご縁で初めて現地に向かう経験や業界トップクラスの巨大企業の採用設計に携わることもあり、これまでの経験を活かしつつ更に自身のスキルを磨いていくキッカケになった。

‐再会し続けられるクライアントとのご縁
有難いことに毎年ご発注していただける人材育成のプログラムや合宿型採用イベント等、これまで積み重ねてきたことを継続して取り入れていただける顧客のお陰で会社が成り立っている。

これからもサービスのクオリティーを落とさないことは勿論のこと、再会したいと思ってもらえる自分でい続けられるよう目指していく次第である。(※クライアントとの写真は数えきれない程にある為、載せるのは控える)

‐新しい6期インターン生と過ごす毎日
今年の再会株式会社はサービスを上流工程から作らなければならないフェーズだった。共に働いてくれている仲間には社員レベルのパフォーマンスを求めることが多く、苦しい毎日を過ごしてもらうことが多かった。
そんな中、インターン生は乗り越えてくれた。昨年から実施しているチームビルディング合宿にも参加してもらい共に語り、共に笑い、共に達成感を共有し合える時間を共有することができた。まだまだ発展途上の組織ではあるが、確実に良いチームになっているなと実感している。

‐5年日記 高校生への導入
全国初、高校生への5年日記の導入が決定した。
毎日5行書き続ける習慣を高校生に取り組んでもらうプロジェクトは、ずっと自分がやりたかったことの一つ。フリーランスから法人化して良かったと思えた瞬間でもあった。

5年日記を書き続けているインターン生を巻き込むことで、高校生にとっては身近に感じる憧れのような存在でインターン生と繋がりができる。こんな関係性を築けたのもとても感慨深い。

‐新卒採用イベントの開催
今年は関西で実施。
昨年同様に素敵な学生が全国から集まり、共に2日間を過ごした。
このイベント参加者の中から、翌年のSAIKAIのインターンシップを経験したいと志願してくれる子達も多く、このプラットフォームを少しずつより良いものにしていきたい。



そんなこんなで気が付けばあと3日。

皆さんはどんな1年だっただろうか。
今からでも遅くはない。
大切な人と、1年を振り返る対話を実施してみてはいかがだろうか。
その先に、お互い、良い形で2024年を迎えることを願って。

そしてそして、半年間、このnoteに目を通していただきありがとうございました。

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