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もしもラジオ局がスイーツを始めたら

番組コンセプトである「新しい」にかけて、新しいアイデアを勝手に考える2分間のおまけ話。
『コミュニティFM ラジオ3(76.2MHz)』を勝手にリブランディングしていきます。

テーマ「もしもラジオ3がスイーツを始めたら」

ラジオ「スリー」が考える「スイーツ」。
まったりと心地よい幸せスイーツ時間を、ラジオ3が音楽やトークで演出する。ラジオを聴きながらスイーツを楽しむなら、例えばこんなスイーツたち。そんなペアリングを妄想しながら選んでみました。

A案:どら焼き (2024.4.8放送のアイデア)

ラジオ3を聴きながら食べたい『どら焼き』

ラジオ3を聴きながら食べたいスイーツ、1案目は
「どら焼き」です。
 
ベーシックなスイーツですが、幅広い展開ができる魅力がラジオ3っぽさ。文句なし大定番のコンテンツともいえる「つぶあん」、ローカルろいえば「ずんだあん」、ちょっとポップに「ホイップクリーム」、たまには変化球な「フルーツ入り」や「アイス」をいれたりと、この幅広い年齢層や好みに対応できる多様性。そして、手軽さと携帯性。派手さはないけれど、肩肘張らない柔らかな存在感でみんなに親しまれる親近感。

B案:スイートポテト (2024.4.15放送のアイデア)

ラジオ3を聴きながら食べたい『スイートポテト』

ラジオ3を聴きながら食べたいスイーツ、2案目は
「スイートポテト」です。
 
なんといっても、世代を超えてみんなが笑顔になる魅力がラジオ3っぽさ。お子様からおじさん、ご年齢が上の方まで、大好きな方は多いですよね。上品でありながら、普段着感も持ち合わせる日本発祥の日本人好みなスイーツ。この二面性が魅力的。ギフトでも失礼ない品格です。材料のさつまいもを変えると味の表情もぐっと変わってくるシンプルな楽しさもラジオ3のイメージに似合います。「しっとり」とか「ほくほく」という連想イメージもぴったりですよね。これが「焼き芋」では素朴すぎてイメージが合わない。ちょっと都会的なスイートポテトがちょうど良い。

C案:フルーツサンド (2024.4.22放送のアイデア)

ラジオ3を聴きながら食べたい『フルーツサンド』

ラジオ3を聴きながら食べたいスイーツ、3案目は
「フルーツサンド」です。
 
サンドイッチ用のパンに、フルーツとホイップクリームを挟んだあれです。ここでイメージするフルーツサンドは、素朴でシンプルなもの。老舗の喫茶店で楽しめるようなもの。昭和レトロなフルーツサンドです。現代の「萌え断」系フルーツサンドのような豪華さとは少し違う。手作りの空気を纏っているフルーツサンドです。食事なのか、おやつなのか、ちょっと境界が曖昧なところがラジオ3らしさ。そして、とにかく見た目が可愛い。嬉しくて心が温かくなる。みんなを笑顔にするパワーがあります。さらには、フルーツなのでビタミンもプラス。ラジオですから「大事な情報はしっかり入ってます」という部分です。

D案:チーズケーキ (2024.5.27放送のアイデア)

ラジオ3を聴きながら食べたい『チーズケーキ』

ラジオ3を聴きながら食べたいスイーツ、4案目は
「チーズケーキ」です。
 
シンプルだからこそ、素材や作り方へのこだわり次第で質がグッと変わる奥深いチーズケーキ。口当たりはしっとりなめらか。濃厚でしっかりクリームチーズを感じて、コーヒーやワインにマッチするようなチーズケーキ。他にもケーキはあるけれど常連客ならこれ一択。濃いめのコーヒーと定番セットのチーズケーキ。タルト生地のサクサク、レモンで後味はスッキリ、老舗の純喫茶風チーズケーキ。誰もが写真を撮りたくなるような華やかで映えるスイーツではない。メディアを賑わせる最新スイーツでもない。ずっと変わらない、ぜったい外さない根強い人気を誇るレジェンド、コーヒーを引き立てる名脇役、まさにチーズケーキのようなブレない魅力が重なる。

E案:チーズケーキ (2024.6.3放送のアイデア)

ラジオ3を聴きながら食べたい『抹茶ロールケーキ』

ラジオ3を聴きながら食べたいスイーツ、5案目は
「抹茶ロールケーキ」です。
 
ショコラではなく、抹茶のロールケーキ。「抹茶」はイメージ違うのでは?と思うかもしれませんが、「コーヒーと抹茶ロールケーキのあるカフェ」と考えてみる。日本茶を合わせずに濃いめのコーヒーで楽しむ。このスタイルがラジオ3の雰囲気に重なったのです。ほろ苦い抹茶クリーム、軽やかなホイップクリーム、アクセントになる粒あん、これらがぎゅっと優しく包まれたスイーツ。もちろんロールケーキだけでも幸せですが、抹茶とコーヒーそれぞれ異なる風味が合わさることで互いに引き立て合う深みが生まれる。このペアリングは、まさにセッションですね。見た目にも華やか。抹茶のグリーンと、クリームのホワイト、コーヒーのブラウンがなんとも心がなごむカラーパレット。緑が美しい仙台のラジオとして、もっとも似合うコーディネートじゃないでしょうか。和洋折衷、素敵なものを持ち寄って生み出す魅力。「抹茶ロールケーキ」はそんな思いに重なる。

F案:チーズケーキ (2024.6.10放送のアイデア)

ラジオ3を聴きながら食べたい『マドレーヌ』

ラジオ3を聴きながら食べたいスイーツ、6案目は
「マドレーヌ」です。
 
とてもベーシックな焼き菓子で手作りでも作れちゃう身近さもありながら、シンプルなレシピだからこそ、技術の積み上げが大事になる。宮城県でももっとも歴史のあるFM局として歩んできた姿がこの奥深さにシンクロする感じ。焼き菓子にも様々ありますが、マカロンのようなPOPさではなく、カヌレのようなエレガンスでもない。フィナンシェのサクッとした軽やか食感よりもマドレーヌのふんわりやわらか食感。コーヒーでも、紅茶でも、幅広く一緒になれる。レモンのほのかな香りが、なんだか昔なつかしい癒しをくれますよね。まったりと心地よい時間を作ってくれるラジオ番組の空気、そのものです。多くの方に味わっていただけるスイーツとして、ぜひ。

(このシリーズは、6案までつづきます。)

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