「新潟天使園」におせちの目録と酒粕を届けてきました
新潟天使園は新潟市の児童養護施設。家庭での養育が難しい子どもたちが共同で暮らしています。現在は4歳から高校生まで33人が入居しています。
年末年始の間、家族で過ごせる子どもたちはほんの数人で、ほとんどの子どもたちは天使園でお正月を迎えるそうです。
「子どもたちに、美味しいおせちや甘酒で暖かいお正月を過ごして欲しい」平成28年より毎年年末に、西蒲蔵元会のメンバー越後鶴亀は天使園におせちと酒粕を届ける活動を行ってきました。今年からは更なる発信と活動の継続の為、西蒲蔵元会の五社でこの活動を続けてゆきます。
新潟天使園の高野施設長から、児童養護施設の現状についてお話を伺いました。
かつては親の仕事やお金など経済面を理由に入所している子どもたちが多かった、今は虐待やDVなどの暴力を受けて入所する子どもたちが増えている。天使園の受け入れ可能な児童数は最大36人、現在33人が入居しており、入所している割合は9割を超えている。隣県と比べ新潟は児童養護施設が少なく入所する子どもは少ないが、内在的にはもっと受け入れなければいけない子どもたちが沢山いる。
西蒲蔵元会は5蔵とも創業100年をこえる酒蔵。長い歴史の中で、地域の方々の支えがあったからこそ酒造りを続けられています。
今地域で抱えている問題。目を向けて、自分たちで活動を起こし、情報発信をしていくことで微力ながら貢献していきたいと5蔵一同考えています。
【新潟天使園への支援について】
http://niigatacaritas.or.jp/shisetsu/tenshien/
↑こちらのHPをご覧になってお問い合わせください
今回私たちは「おせちの目録と酒粕」という形で支援させて頂きました。例えばお米や野菜などの食べ物。これらが寄贈されれば施設で使う食事代の負担が減り、子どもたちの机や洋服タンスの購入費に充てることが出来ます(市販の家具類をそのまま寄贈すると、サイズが合わず使えない事もありますので、ご用意の前に施設に一度ご確認ください)。
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