【イベントレポート】いつもの広場が、新たな繋がり&にぎわいの場に!本と笑顔と出会いがあふれた2日間【坂川ながるるブックマーケット】
10月26日(土)・27日(日)、JR・新京成の松戸駅にほど近い、春雨橋親水広場で『坂川ながるるブックマーケット』を開催しました。本記事ではその様子をお届けします。
戸定が丘歴史公園を中心に開催される国際芸術祭「科学と芸術の丘」と同時開催で、毎年まち中で行われている”カタリストイベント”として開催しました。
今年のテーマ「City of Artists 〜つくるをひらく〜」になぞらえ、古くから親しまれる表現の一つである【言の葉】をテーマに、本の販売はもちろん、物販や読み聞かせ、弾き語りやダンスなど、様々なもの・ことが集まるマーケットです。
出店者・出演者のみなさま
MARKET
WORK
KITCHEN CAR
「言の葉」を介し、ゆるやかな交流がうまれた2日間
古本や新刊書籍の販売をはじめ、自作のZINEや雑貨の販売、朗読やけん玉、モルック体験などなど……
23組の個性豊かな出店者さんが集まり、2日間のイベントを盛り上げてくださいました。
「ハリ書房」さんは、新刊書籍や文具をたくさん積み込んだブックカーで神保町から来場!キッチンカーの隣で書棚を展開し、注目を集めていました。
松戸駅東口の良文堂書店による「りょうぶんどうおはなし会」さんのブースには、ゲストとして日替わりで絵本作家さんが参加。
絵本の販売やおはなし会のほか、似顔絵入りサイン会や工作ワークショップが開催され、連日たくさんの子どもたちで賑わっていました。
マーケット内企画「言の葉の棚」ブースでは、本の物々交換を実施。
葉っぱ型のカードに書かれた、前の持ち主の思い出やメッセージとともに、様々な本が並びました。
気になる本が見つかったら、お手持ちの本に思い出やメッセージを添えて、交換することができるという仕組み。
立ち寄った皆さんは、見知らぬ誰かの思い出をじっくりと読まれていました。
川沿いのデッキスペースでは、絵本のおはなし会や紙芝居、ダンス、弾き語りなどのパフォーマンスが行われました。
特に紙芝居や絵本のおはなし会は、子どもたちに大人気!
「この子がこんなに集中して、最後まで参加できたのは初めてです!」
「それが絵本の力なんですよ」という、親御さんと出店者さんの会話も聞こえて来ました。
パフォーマンスが別の出店者さんの心に刺さり、出店者さん主催の別イベントへ出演をオファーされる……という嬉しい繋がりも生まれていました。
通り沿いのエリアでは、キッチンカーの出店も!
広場まで良い匂いが漂い、通りすがりの方も思わず足を止めていました。
「いつもの広場」の、新たな姿を考えるきっかけに
今回の来場者数は2日間でおよそ1,200名!
近隣にお住まいの方を中心に、たくさんの方にお立ち寄りいただきました。
来場された方からは、「いつも通るところなので、定期的に開催してほしい」「子どもをのびのびと遊ばせられてとてもありがたかった!ぜひ、事前に保育園などに告知してほしい」などの声が聞かれました。
会場となった春雨橋親水広場についてのアンケートにも、たくさんの方が参加してくださいました。
このほかに、今後どのようなイベントがあると嬉しいか、春雨橋親水広場がより良くなるためのアイデアについてもアンケートを実施。
「カフェのようなスペースがあると良い」「トイレや手洗い場がほしい」といった声のほか、骨董市、フリーマーケット、地酒やビールを楽しめるイベント、モーニングヨガ、音楽ライブやお笑いライブなどなど……様々なアイデアが集まりました。
普段の春雨橋親水広場では、犬の散歩やちょっとした運動、休憩場所や子どもたちの遊び場など、近隣の皆さんが思い思いに過ごしている様子を見かけます。
ゆったりと時間が流れる普段の雰囲気はそのままに、
「言の葉」を介して、たくさんの交流が生まれた2日間。
これからこの広場で、どんな「ながれ」が生まれていくのか楽しみになるような、この広場の新たな親しまれ方、活用のかたちが見えたイベントになりました。
(写真:Asuka Sato)
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