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岩手2泊3日の旅①

10年くらいのお付き合いになるのかな、じっくりお話したことはなかったのですが、昨年「肉のふがね」府金さんがサカエヤの店舗を訪ねてくださり、そのときに岩手に行く約束をして今回実現したのでした。初めての岩手は思いがけず素敵な出会いもあり実りある旅になりました。

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府金さんが計画してくれた売れっ子タレント並のスケジュールに、これは一人で行くのはもったいないとライターの松浦さんを誘って、これまた初めての東北新幹線を体験したのでした。

そもそも岩手に何をしに行くのか。これと行ったた目的はなく、行けば何かあるんじゃないかと、そんな感じでしたが、短角牛のすばらしい生産者に出会い、熱い料理人に出会い、終わってみればまた岩手に来たいと後ろ髪引かれる思いで帰路についたのでした。

着くなり府金さんから「新保さんが来るというのでみなさん身構えてますよ」とドキッとすることを言うので、え、もしかして歓迎されてないの?ってちょっと心配になりましたが、料理人が来るのと新保さんが来るのとでは意味合いが違うと補足されて安心したのでした。

さて、着いたのがお昼ということもあり、邉社長のお出迎えでぴょんぴょん舎の冷麺からスタートです。と思いきや焼肉もでてきて思いのほかお腹がいっぱいに。

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この後は、岩泉の短角牛を視察し、のだ塩工房を視察し、車に揺られながら田野畑へ。目指すは伊藤シェフのロレオールです。10年以上のお付き合いですがようやく行くことができました。しかし遠かった。

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着いた頃にはあたりは真っ暗。ぽつんと灯りがともっていて、なんとも幻想的でした。それにしても、広い厨房で一人で切り盛りしている伊藤シェフの姿は焦ることもなく、それでいて料理の提供も早く、なんといっても店内ピカピカで心地よい空間での食事は旅の疲れも吹き飛びました。

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短角牛にしてはサシが多かったですが、くどさはなくすんなり胃袋へ流れていきました。しかし、魚料理がこれでもかと続くので途中で牛肉はださないつもりなのかと焦りました(笑)

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かなり濃密な1日目が終わり、翌朝は8時に出発、まずはJAいわての泉山さんのアテンドで山形村短角和牛放牧地、エリート牧場へ向かいました。

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この環境はすごいです。羨ましいです。僕たちは生産者ではないので牛を見たところで何も分かりません。だからこそ、肉をおいしくしないといけないと思うのです。この光景を見ればその思いを強く感じますね。


ありがとうございます!