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ジェンダー平等は重要テーマ


 残念な選挙結果だった。女性議員の比率は低下し、「差別発言」を繰り返してきた議員が再選された。選択的夫婦別姓制度の導入などにもブレーキがかかったようにもみえる。『自殺対策白書』は「働く女性の自殺の増加」を指摘している。ジェンダー平等の実現は、格差社会の中での様々な社会的弱者・少数者を取り巻く問題の象徴的テーマである。一方、私の選挙区(杉並区)では、ジェンダー平等などを訴えた野党統一候補の女性が自民党の大物議員に勝利した。その選挙活動は、長年地道な地域活動に取り組んできた市民と初めて選挙活動に参加したという多くの女性たちの前向きな活動が支え、「厚い壁・天井」を乗り越えたものだった。この動きを来年の参院選や地域での選挙にも継続し、格差と差別の解消に向かう政治・社会の実現のためにジェンダー平等を重要テーマとし、次の選挙では喜びたい。

2021.11.3

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