「こちらあみ子」
2022年10月某日鑑賞
「こちらあみ子」
監督:森井勇佑
原作:今村夏子
公開後すぐ観た方のレビューの、
評価や解釈の幅が広くて動揺し、
原作を読んでみて動揺し、
映画は見ないでおこうと思った。
この子は文学のゆりかごの中で守られて欲しくて。
でもこの日観ようと思ってた他の映画に間に合わなくて、
そのまま帰る気にもならず、
観てしまった!
そして、
その次の時間の映画も観ようと思ってたのだけど、
涙がひかないので帰ってきてしまった。
エンジンかけて、走り出してから、
また急にウワーン!となって危なかった。
運転は動揺していない時にお願いします🚗
映画の後半で、
あみ子がスキップ(のようなもの)を、結構長い距離するんですけど、
あの尺が長いお陰で、原作のスキップのエピソードを思い出せました。
あみ子に聴こえるもの、見えるものは、
映画のあの演出の方がかえってエグく感じましたけど、
あの坊主頭の子は、
映画になったら、より立体的で凄く良かったです。
あとお母さんの役、女優さんによっていかようにもなりそうですけど、
あの泣きのシーン、さすが尾野真千子で、
小説でモヤっていた箇所がなんだか腑に落ちた様な感覚になりました。
帰りの車は、ラジオで日本語を聞く気にならなくて、
(脳みそのキャパがいっぱいだと日本語がうるさい)
フィットしたのが #シーア の「MUSIC」
映画 #LifeWithMusic のサントラでした。
あの映画と重なるな、私の中では。
こっちの方が社会が厳しいけど。
家に帰ってもう一度原作を読みました。
原作には、最初と最後に、映画に出ない人が登場する。
そしてその人も「敬語」だ。
こうして改めて原作を読むと、
あの坊主頭の子に強い眼差しで食い下がった、
あの日のあみ子が思い出される。
2回目の原作で、
冒頭15頁ぐらいを読み、
改めて、
大丈夫だ、と思えた。
あみ子は大丈夫たぶん。
バックに田中先輩もいるしね(笑)
ポテンシャルも、リソースもあるじゃん。
ちょっと安心。
あとは、世間のほうが勉強してくれ。
もう今日は眠い。
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#それは地団駄じゃ
アントワーヌ、ザジ、うちのあみ子と遊んであげてTT