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言語化のプロになろう!

こんにちは。Saka.先生です。

3月25日にnoteを始めたので、もうすぐ(私の)note1ヵ月記念日となります。
当日には、これまで記事を読んでくださった方・スキをしてくれた方・フォローをしてくれた方・記事を紹介してくださった方への感謝を綴るとともに、これからの決意も表明していきたいと思います。
いつも皆様には感謝しております。ありがとうございます。

感謝を言葉にするのは大切なことです。
ということで今回は、言語化についての話をしていきたいと思います。


①言語化とは

【言語化】
言葉で表現すること。感情や直感的なものを説明・伝達可能にすること。

実用日本語表現辞典

辞書では以上のような記載があります。

「言葉で表現する? そんなの誰でもできるじゃん!」
という声が聞こえてくるかもしれません。

確かに、私たちは普段言葉を用いてコミュニケーションをしているわけなので、すでに言葉で表現することができています。

しかし、その言葉での表現、つまり言語化が下手なのです。

こんな経験ありませんか?

・話していたら何を伝えたいのかわからなくなってしまう
・心の中ではわかっているのに、言葉にしようとするとできない
・モヤモヤするのに、何にモヤモヤしているのかがわからない
・話そうとしても、「もういいか」と諦めてしまう
・抽象的な表現しかできない

いかがでしょうか。

話すことはできるのだけど、終着点がわからない。
自分の「オチ」は何なのかわからない。
「結局何が言いたかったの?」と言われてしまう。

相手のことが好きなのに、うまく気持ちを伝えられない。
相手のこの行為が嫌なのに、上手に指摘できない。
モヤモヤする気持ちをわかってほしいのに、誰もわかってくれない。

伝えにくい事柄を抽象的に表現して逃げてしまう。

他にも様々なケースが考えられます。

では、どのようにしたら言語化が上手になるのでしょうか。

②言語化のプロになるには?


言語化が上手になることは、メリットしかありません

人は自分の気持ちをわかってくれると安心しますし、誤解されることなく相手に伝えることができますし、面接でも有利に働くでしょう。
きちんと自分の気持ちや理由を伝えられる人は、相手からの信頼も得やすいです。

おそらく言語化に関する書籍はたくさんあると思いますし、様々な方法が書いてあるでしょう。

ここでは難しいことは言わず、元教員としての肌感覚を踏まえて、誰でもできるような方法を提示してみたいと思います。

1 言葉を知る(インプット)
2 言葉を使う(アウトプット)
3 インプットとアウトプットを繰り返す

こんな当たり前のことか? と思うかもしれませんが、この当たり前がなかなかできていないように思います。

「できていない」というと語弊があるかもしれません。
正しくできていない」のかもしれません。


<1:言葉を知る(インプット)>

まずは言葉を知らなければ始まりません。
私はよく生徒に「わからない言葉が出てきたらすぐに調べてみる」ことを勧めていました。
生徒は「スマホもあるし、これからはAIがあるから覚える必要ないじゃん」と言うのですが、そうではありません。
いくらAIが発達しようが、人間同士のコミュニケーションは必要不可欠なものでしょう。
そんなときに、齟齬が起こらないよう、正しい知識をインプットしておくことは大切なのです。

言葉は、調べるだけでなく、本を読むことでも知ることができるでしょう。
本には私たちの世界とは別に、様々な世界が広がっています。
本の登場人物に共感したり、反発したりするでしょう。
そこでの感情のインプットも、言葉を知ることに繋がるはずです。

言葉を知るというのは、単に語句を覚えるだけに留まりません

例えば、「この気持ちが恋なのか」「このモヤモヤはあの人のこの行為に対してなのか」「自分は怒っているときにこの態度をとる」「こういう行動をされたらモヤモヤする」など、自身の内面への理解のことも指します。(自己理解

また、「この発言をしたら相手はどう思うだろう」のように、自分だけではなく相手の内面への理解も含みます。(他者理解

これら全てが、言葉を知ること、インプットなのです。


<2: 言葉を使う(アウトプット)>

インプットができたら、いよいよアウトプットです。

自分の感情を文字に起こすこともアウトプットですし、対話をすることもアウトプットです。

アウトプットする際は、できるだけ抽象的な表現を避けることを意識したいです。(難しいですが…)

また、正しい日本語を使うことも大切です。

「なんかムカつく」
「御社は、とてもいい会社なので…」
「それやばい!」
「めちゃくちゃエモいんだけど…」

あなたの周りにもこんな会話がないでしょうか。
私が教員をしていたとき、生徒の会話は抽象的+俗語のオンパレードでした。

これだと、いつまで経っても言語化のプロにはなれません。

「どこがムカつくのか」
「どこがいい会社なのか」
「何がやばいのか」
「どうエモいのか」

など、具体的に考えてアウトプットしていきたいところです。

また、批判をするときにも、抽象的な表現は好まれません。
「~~はダメだ」と批判をしたら、「具体的にどこがダメなのか?」と問われてしまいます。
「〇〇という理由でいけないと思うため、△△のようにしたらどうか」というように、具体的な指摘をしたいところです。

あとは、インプットしたように自己理解のもと、相手のことを考えて言葉を使うことを心掛けるだけです。

学校の授業は、主体的・対話的で深い学びが提唱されて日が経っています。
様々な場面で、相手の気持ちを考えた「対話」が行われていると思います。
そのどれもが、言語化の練習になるのです。

私たちnoter目線でいうと、読み手のことを考えて文章を書くことも、このアウトプットにあたりますね。

スタートとゴールを一貫させ、わかりやすい文章で読み手に届けることが、正しい言語化なのだと思います。


<3: インプットとアウトプットを繰り返す>

あとは反復あるのみ、です。

いくら言葉を知っても、すぐに言語化できるようにはならないでしょう。

いきなり言語化することがハードルが高ければ、キーワードを紙に書いたり、会話で少しずつ自分の気持ちを伝えたり、というように段階を踏んでいきましょう

「最初は自分の想いを書くのが難しかったのに、だんだん書けるようになってきた!」
「曖昧に伝えていたら誤解が生まれていたけど、具体的に説明するようになってから誤解がなくなった」

というように、誰でもステップアップしていけるはずです。

大げさに「言語化のプロになろう!」などと書きましたが、誰でも言語化はできるようになるので、諦めずに頑張っていきたいですね!

大事なのは、言語化を意識することだと思います。


まとめると


言語化は難しいけど、逃げずに挑戦しよう!

言葉を知り、言葉を使うということを繰り返す!
自分の気持ちや相手の受け取り方を考えて言語化しよう!

大事なのは言語化を意識するということ!

不満を言語化できないとストレスが溜まっていきます。
頭や心の中にあるものを、形にしていきましょう!

でした。

        Saka.先生


*私も記事を書いていて、方向性がわからなくならないように気を付けています…。こういう記事を書くと、本当に自分への戒めになりますね。。*

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Saka.先生
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