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#42.『頑張ることができない』 ヘタレなオレのエピソード

このnoteは、自分の弱さや恥ずかしい部分を率直に表現し、それを受け入れることができれば、人生の質が高まるのではないかと思い、100日間書くことにしました。

今日で42日目。

今日のヘタレなオレのエピソードはこちら↓↓


【頑張ることができない】


部屋の掃除をしていたら、ずいぶん前に妻からもらった手紙が出てきた。

そこには『もっとがんばって』という内容が書かれていた。


なかなか頑張れない自分を見かねて、応援してくれている内容のものだった。



それを見て、最近も身近な人から、もっとがんばってというメッセージを受け取ることが多いことに気づいた。


数年経っても、なかなか頑張れない自分が続いている。


あいかわらず、ヘタレだ。



頑張ることができないのだ。

努力ができないのだ。



人生を振り返って、思うが、

これまで、自分で目標を決めて、がんばって、努力して、何かを達成したことがないのだ。


そーいえば以前、妻にも似たようなことを言われたことがある。

その通りすぎる。


頑張らなければいけない状況を、ずっと避けてきたし、
努力しなければいけない場面を避けてきたのだから。


嫌なことを我慢しながらやることが、本当にできないのだ。



これまで、頑張れと言われると、オレだって頑張れるはずだ!

やればできるはずだ。頑張ることができるはずだ。

だって、『頑張ってるね』って言われることも多かったから。



けど、頑張ることは、自分はできないことを受け入れることが大事な気がしてきた。



最近もそうだし、妻から頑張れと言われてきた時もそうだし、
頑張ろうと思えば思うほど、頑張れない。

頑張ってやった結果は、驚くほど悪い。



それもそのはずだ。


これまで、頑張ってるね。すごい努力家だね。

そんな風に言われることもあった。


けど、そう言われている時は、自分では努力もしていないし、頑張ってもいないことだった。

やりたくてやっているか、必要だからやっているか、するのが当たり前になっていることだった。



自分で、これを目指そう、だからそれに向かって、努力してやるぞ!


そういう感じではなかったのだ。


楽しそうだからやっているだけだった。


例えば、以前よく学会発表をしていた。

行ったことない土地に行けるの楽しそう。学会で発表すれば、仕事として旅行に行けるし、一緒に行ける人たちは面白い人ばっかりだし、一緒に飲めるの楽しそうだな。

そんな欲求で、やっていたのだ。楽しいことのために、必要なことで、しかも、ついでに職場の評価も上がるし、研究費もらえれば必要な本も買えるし、ついでにいろんなことがついてくる感覚だった。


これまで、褒められたりしていたことは、大体そうだった…



褒められてるから、自分は努力してきたんだ、すごいだろ、なんかいつの間にか、勘違いしてしまっていた。



しかも、


『がんばれ』=『嫌なことを我慢してやれ、歯を食いしばってやれ』


自分の中で、こんな風に変換されていた。


けど、よく振り返ってみれば、身近な人は、苦しめ、とは言っていない。


すごく簡単にいうと、結果を出してほしい。

結果につながるプロセスを見せてほしい。


そう言っているだけだ。



いつの間にか、頑張ってきた経験がないから

自分の中で、『頑張る=苦しいこと』と捉えてしまっていた。



『頑張る=良いこと』

そんな風になっている人も多くいると思う。


けど、自分は違っていたというだけだ。


頑張ってきたことがないから、

頑張ることは、嫌なこと、だから頑張りたくない!


そんな風に自分目線で勝手に解釈して、その解釈に基づいて、行動したくないという選択をしてしまっていたのだ。


なんてこった。



頑張り方が違った。


頑張るのは、どうやったら、結果を出せるか、どうやったら結果につながる方向にいけるか


自分がどうやったら、やりたい、必要と感じて、

自然と頑張っているような行動を取れるか、自分は頑張ろう、努力しようと思わないで、

その行動が取れるか


そのための前段階を頑張ることが、自分には必要なことだと、


今回、これまでの頑張れなかったエピソードを振り返って思った。



これから、頑張り方を変えていきたいと思う。



ちゃんと、自分が頑張ることができないヘタレだということを

しっかり認めることから、始まりそうな気がする。




最後までお読みいただき、ありがとうございます。

残り58本、いろんなヘタレなエピソードを書いていこうと思います。

よかったら、また見てみてくださいね🍀

SAKAMO / 坂本岳之


読んでいただきありがとうございます。もし心に残る言葉があれば、サポートしていただけると嬉しいです。今後も応援を励みに書いていきます。