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自然体がポジキャラの人、自然体がネガキャラな人

定期的に『自然体』で生きていこう、『自然体』でSNSで発信していこう。
そんな風に思って行動し始める時がある。

最近も、SNSの投稿を、『自然体』の自分を出そうとしている。
ちょうど3日前から始めたところだ。
9月から半年間、まずやってみようと満を持して始めたのだ。

けれど、毎回、この『自然体』で発信しようとしても続かない。
途中で息切れするのだ。なんか止まってしまう。


このままではマズイと思い、考えた。なぜそんなことになるのかと。

そこで、今思い至っていることを書こうと思う。

世の中には、ポジキャラネガキャラがいるのだと思う。

ポジキャラというのは、基本的に明るかったり、前向きだったり、活動的だったりする人たちのことだ。
これは、僕が勝手に思っていることなので、諸説あると思う。
もちろん、ポジキャラな人は、ずっとポジティブで、ネガティブな時が一切ないというわけではない。

概ね、ポジティブに考えること、何か物事があったときに、最初の捉え方がポジティブであることが多いという感じた。

何となく、いわゆるリーダーとか、前に立つ人は、このポジキャラが多いようなイメージだ。もちろん、そうでないことはある。


一方、ネガキャラはというと、何か物事があったときに、最初に不安を感じたり、ネガティブな連想から始まる人だ。悪い部分に目がいきがち、フォーカスをあてがちな人のことだ。

こちらも、ずっとネガティブなわけではないし、ポジティブな時もあるし、周りから見るとポジティブに見える人も多い。

僕はというと、どう考えてもネガキャラだ。
何をしてても、まず最初に不安やネガティブなことが連想される。

妻に声をかけられても、ます最初に頭に浮かぶのが『ヤバい、何かミスったかな?』と、身構えてしまうことが多い。
仕事でも、どんなに評価されても、本当かな?大丈夫かな?と心配になるし、改善点や感想を聞いているから、ネガティブな意見も出てくるのは当たり前なのに、少しのネガティブな反応に一喜一憂するし、クヨクヨしてしまう。


自然体で、書いていると、このネガティブが表面化してくる。
ポジキャラに憧れがある僕としては、このネガキャラなんだと自覚してくることに耐えられずに、途中で自然体を出すのを止めてしまうのだと思う。


けど、このネガキャラは隠そうと思っても、隠すことはできない。

他にも、最近、『変化』についてそれぞれの人の価値観を聞く機会があったが、

変化について、楽しみなもの、ワクワクするものと思っている人がいる一方で

僕はというと、大変なもの、不安なもの、そんな風に変化について最初に思い浮かんでしまうのだ。


外からは、活動的に見えると言われることもあったが、その活動の背景は、

内面の不安やモヤモヤを解決したくて、どこかに答えはないかと探している行動をしていることばかりだ。

少しでも不安を減らしたい、安心を得たい、それらが優先順位の第一位になっているのだ。

だから、気がつくと外に出ないで、安全な環境で、ずっと漫画を読んだり、動画を見たりして、必要なことがなければ家の中にいることが多い。


ネガキャラな自分をあまり好きではなく、ポジキャラがうらやましくって
このの憧れが、ネガキャラの自分を否定しようとしてしまう。


まぁ、けど、いろんな側面から見ても、自分はネガキャラだなと思う。
それは、紛れもない事実だ。
変えられそうにない。


であるならば、そんなネガキャラにも、良い部分はあるのではないか。

挑戦しない、変化を避ける、そこに何かメリットはないだろうか?
大きな挑戦をしないから、大きく傷つくリスクは減る。致命傷は避けられて、生き残る可能性は大きくなるかもしれない。

自分を大切にしているという側面はないだろうか?
自分にとって心地よい場以外を、嫌だな、不快だなと感じるわけだから、心地よい場、安心安全の場所に身を置くことができるわけだから、自分に優しいとも言える。

外に出ない中でも楽しめるように工夫しているのでは?
実際に行動しなくても安全な中で想像することで、楽しんでるわけだから、ある意味楽しもうと思えばいつでも楽しむことができるわけだ。

不安が強いからこそ、共感できるのでは?
これは大いにありそうだ。大変な気持ちや、嫌な気持ちに敏感だから、『気持ちわかるー』ということが多い。


一方で、挑戦が少ないから、成長は少ないし、自分にとって安心安全な場でないと力を発揮できないという側面もある。デメリットを挙げればキリがないし、ポジキャラのメリットはかなり多そうだ。

けど、ポジキャラの人の抱えるデメリットもたくさんありそうだ。
ポジキャラだからって悩みがないわけではないし、不安や大変がないわけではないというのは、最初の方に自分で言っている。


そう考えると、当たり前の話だが、どちらのキャラも、メリットもあればデメリットもある。


自分の『自然体』がどちらかを知ること、自分のキャラを知って、そのキャラを活かすことがやはり大事そうだ。

不安が強いから、どうやったら安心できるかを考えるかは、自分にとって重要そうだし

安心の場であれば動くことができるなら、どんな風に安心の場を作っていくかを考えるのが必要そうだ。

共感できることは、きっと役に立つ場面は多そうだ。


けど、けど、やっぱり、ポジキャラの、明るさや、元気、前に立ってヒーローみたいでカッコいいなーと思うのは変わらない。

ジャンプの主人公たちが、そんなキャラだから、子供の頃に感じた憧れは変わらないんだろうな。

ちょっと残念だけど、いつか、そんな風に明るいキャラになれたらなと期待しながら

自分の『自然体』じゃないことをやるから続かなくなるのだと思うので

ネガキャラな自分と付き合っていくしかないよなぁ。


そんなことを、ウダウダと考えました。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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