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“運”は自分で“運”んでくるもの

あなたは『運』がいいですか?


ほとんどの人が『運』が良い悪いを過去に感じたことはあると思う。

ジャンケンで勝った時。

突然の降雨に傘がなくて、ずぶ濡れで帰宅した時。

試合でたまたまゴール前にボールがこぼれてき
て、触っただけでシュートを決めた時。

石ころにつまずいて転んだ時。

例えばの出来事だけど、これらは本当に偶然の出来事なのだろうか。

神様しかわからない、誰にもコントロール出来ないことなのだろうか。

僕は違うと思う。

チャンスはみんなに平等に与えられる。
運はそのチャンスをものにすること。
運は自分で運んでくるもの。


いつもどこかにチャンスが落ちてると思う思考

 僕は散歩するにしても、車を運転するにしても、飲食店で食事をするとき、お風呂に浸かってるときでも、ただボーーッとして何も考えない時はほとんどない。(サウナからの水風呂の後のととのい時間は別)

散歩するときは、飲食店やアパレルのファサードを見て「カッコいいな、カッコ悪いな」なんて思ったり、空き店舗があったら人の目を気にしながら、ガラス越しに店内を覗くなんて日常茶飯事。

その物件が気になったら、インターネットですぐ物件情報を調べて、内見するのも当たり前。

その雰囲気を感じて、「この物件だったらこんな業態が合うな〜」なんて勝手に想像するのが大好きだ。

それは意識してやってるのではなく、学生の頃から癖でやってしまう。

でも、長年続けてきたその行動によって今経営しているバーの物件を見つけた。

その物件を見つけた時は「これは長年考えてたカラオケが歌えるバーが絶対うける」と直感的に思った。

そう思った2週間後にはその物件を契約して、さらにその1ヶ月後にはお店をオープンしたのだから、自分の行動力にも驚きだ。

今ではオープンして1年半が経つが、7坪の小さなお店だが、このコロナ渦の中にあって1年目の年商は1500万円弱になった。

これはたまたま勢いで出店して、偶然だったかと言えば、決してそうではない。

出店するにあたり、確固たる自信があった。

【僕が宇都宮の繁華街で感じたこと】
・宇都宮にはカラオケバーが少ない。
・カラオケはしたいが1人や中年男子だけでカラオケBOXに行くのはツライ。
・誰かと飲みたいがナンパしたりキャバクラに行くのはハードルが高い。
・男女が混ざった会社の飲み会などで1軒目の後に行く場所がない。
・地元釧路ではカラオケバーが主流でいつも繁盛している。

ならば、僕が宇都宮の繁華街で感じた需要のあるお店をやれば絶対流行ると思った。

そう感じる感性を培ってくれたのは、学生時代から飲食店を観察して、どうしようか想定を繰り返していたからだ。

そして、いつ実践しても良いように貯金をしていたから。

だから僕は“チャンスを拾えた”と思っている。

良い時も悪い時も努力を継続する

 人は物事が上手くいっている時は楽しいし、物事が上手くいっていない時はつまらない。

それは誰でも感じる感情で、その感情から逃れることは出来ない、自分自身ではコントロールのできないものだと思っている。

しかし、その感情を表情に出すか出さないか、態度に出すか出さないか。行動をするかしないか。

そこは自分自身でコントロールできるものだと思っている。

 僕はまだ大学を卒業したての時に、試合でベンチ入りメンバーから外れた。

まだまだ主力メンバーではなかったが、それなりに自分のプレーに良い感触があったからかなり落ち込んだ。

ベンチメンバーから外れたら試合に出場できない分、普通は朝の自由参加の練習に参加して、その後に筋トレやランニングをする。

だが僕はまだアイスホッケー選手として1年目の分際でそれをサボった。

試合中も仲間を本気で応援出来なかったし、仲間の水の補給や試合前にするべき下仕事もなんとなく気持ちが浮ついたままやっていた。

完全にアイスホッケー選手としてだけでなく、人としての“準備”を怠ってしまった。

そんな時、練習で怪我人がでてベンチ入りメンバーが足りなくなり、急遽僕がベンチ入りすることになった。

パスミス

ターンオーバー

自分に自信がある1on1の守備の場面でも抜かれる

散々な結果だった。

それに対して、同期入団の坂上はわずか3シフトだけの出場でゴールを決めたのだ。

彼はどんなときも声を出して仲間を鼓舞して、練習では毎回の練習メニューを先頭に立ってやってた、ウエイトトレーニングやランニングも欠かしてなかった。

彼は準備をしてチャンスが訪れ、運を自分で運んだのだ。

僕は“準備”をしなかったのだ。

人は人生のなかで良い時も悪い時も必ずある。

チャンスは誰にでも訪れる。

一喜一憂せず、自分のやるべきことを淡々と努力を継続していれば“運”を掴めるのだ。


日頃から良いこと貯金をする

 僕は神様はいると思っている。

その実体や存在はわからないが、自分の心の中にいると思っている。

僕は誰が見ていなくても道端にゴミが落ちていたら拾うし、車の運転も周囲の車を良く気にして交通渋滞にならないように譲る運転を心がけている。

スーパーの駐車場なども、なるべく遠いところに駐車して近いところは誰もいなくても誰かに譲ろう精神だ。

誰かに褒められたいとか、感謝されたいという気持ちは一切なくて、自分自身の気持ちが少しだけ余裕が生まれるという自己満足だろう。

結果的に、その心の余裕がどんなことが起きても動じない、感情の上がり下がりによって表情や態度にも出ないという精神状態に繋がると思っている。

その精神状態がいつ訪れるか分からないチャンスをモノにできるのだ。

トイレをいつも綺麗に保つ

トイレには神様がいる

これは本当。誰がなんと言おうとトイレには神様がいる。僕はそう本気で思っている。

諸説は様々あるけれど、その中でも七福神の話を僕は信じている。

七福神とは福をもたらしてくれると日本で信仰されている七柱の神で、自分の家のそれぞれの部屋を守ってくれている。

恵比寿様からリビング、寝室、台所と大きい部屋から入ってくるそうで、7人分のお金を管理している弁財天様が最後に家に入ってくるそうだ。(小判が重たいので、みんなより歩くのが遅くなるため)

お金を管理している神様が最後まで空いているトイレに入るのだ。そこでトイレを綺麗ピカピカにしているとお金を少し置いておいてくれる。

そんな言い伝えから僕はトイレには神様がいると信じている。

飲食店のトイレが汚いと、どんなに美味しい店でもなんだか嫌な気持ちになるのは僕だけではないだろう。

コンビニのトイレが汚いと、どんなに商品が揃ってても多分もうそこの店は使わないだろう。

トイレが汚いだけで、台無しになってしまうのだ。

だから、僕は自宅のトイレは毎朝掃除するし、経営してる店も従業員にはトイレ掃除だけは厳しく指導している。

所属チームのトイレ掃除は若手選手の仕事だけれど、汚いと感じたら率先して掃除をしている。

それをやった方が気持ちがいいだけでなく、その日の競技のパフォーマンスも上がっていると思う。

気の持ちようだが、その気持ちが大事だと思っている。

ただのトイレ掃除だと思うかもしれないが、チャンスは誰にでも訪れる。

その時にいかに自分の気持ちを上げて気持ち良くしておく“準備”が必要だ。

まとめ

ここまで読んでくれたあなたはもう気付いているかもしれないが、

『“運”を“運”んでくるものは結局のところ自分の気の持ちようだ』

ただその気をどう持つか、その気をどう保つか。

それは日頃からの“準備”でしかない。

一に、準備。

二に、準備。

三に、準備。

それしかない。

それでようやく、自分で“運”を“運”んでくるのだ。

チャンスは全員に必ず与えられる。

そのチャンスをモノにする方法は、もうみんな分かっているはずだ。

よし、行動しよう。

何歳になったって、何かを始めるのに遅いなんてことはない。

なぜなら、これからの人生で今日が一番若い。

やっちゃえ!!!!

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